特許
J-GLOBAL ID:200903027760693473

坑道用動力車の自動走行制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-251847
公開番号(公開出願番号):特開平7-101336
出願日: 1993年10月07日
公開日(公表日): 1995年04月18日
要約:
【要約】【目的】坑道用動力車の走行を自動的に制御する自動走行制御装置に関し、地上制御装置から予め設定または指示した運行プログラムに従って坑道内の動力車を自動走行制御することにより、動力車の完全無人運転化と複数台の動力車の走行制御を実現する。【構成】 自動走行制御装置は、車載装置20と軌道側装置30と地上制御装置40とからなる。車載装置20は地上制御装置40との間で双方向通信を行う誘導無線装置と受信器などを有する。軌道側装置30は誘導線31、32と、受信器により検出されて動力車に増減速または停止を指示する発信器33とを有する。地上制御装置40は、車載装置20と地上制御盤41との双方向通信と、受信器による発信器33の検出出力とにより、動力車1を走行制御すると共にディスプレイ装置43に動力車1の現在位置および走行情報を表示する。
請求項(抜粋):
坑口(11)から横坑(12)を介して切羽(13)に至る坑道(10)に敷設されたレール(34)上を走行する動力車(1)を、車載装置(20)と軌道側装置(30)と地上制御装置(40)とにより走行制御する坑道用動力車の自動走行制御装置であって、前記軌道側装置(30)は、前記坑道(10)に設置された誘導線(31、32)と、該坑道(10)の定められた位置に設置され、それ自身の存在位置を示すための位置情報と、動力車(1)に、次に進入する領域における運行状態を指示するための指令とを送信する発信器(33)とを有し、前記車載装置(20)は、前記地上制御装置(40)との間で双方向通信を行う誘導無線装置(21)と、前記発信器(33)から送信される情報を受信するための受信器(22)と、該誘導無線装置(21)および受信器(22)からの情報を処理して動力車の走行制御を行う制御装置(23)とを有し、前記地上制御装置(40)は、前記誘導線(31、32)に電気的に接続され前記車載装置(20)の誘導無線装置(21)との間で双方向通信を行う誘導無線装置(41)と、前記動力車(1)の走行状態を少なくとも表示するためのディスプレイ装置(43)と、誘導無線装置(41)の出力に基づいてディスプレイ装置を制御すると共に、動力車(1)を運行制御する信号を出力する地上制御盤(42)とを有し、地上制御盤(41)との双方向通信と、受信器(22)による発信器(33)のからの受信情報とにより、動力車(1)を走行制御すると共に、ディスプレイ装置(43)に動力車(1)の現在位置および走行情報を表示することを特徴とする坑道用動力車の自動走行制御装置。
IPC (2件):
B61L 3/16 ,  B61L 25/02
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る