特許
J-GLOBAL ID:200903027820857616
自動変速機の歯車伝動装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
杉村 興作 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-299388
公開番号(公開出願番号):特開2003-106385
出願日: 2001年09月28日
公開日(公表日): 2003年04月09日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 スペース的に余裕のない減速用遊星歯車組に係わるスラストベアリングの軸受容量が大きいとこれが設置不能になるから、はす歯のねじり方向を工夫してこれを解消する。【解決手段】 歯車組4のサンギヤS1にはF1と逆向きのスラストF6が作用し、ギヤセット3のリングギヤR3にも逆向きのスラストF4が発生する。出力歯車5はスラストF4を打ち消すスラストF5(>F4)が発生するはす歯とする。上記の通りスラスト伝動経路を共有するスラストF1の方向とスラストF3の方向が共にエンジンに向かうよう、歯車組4およびギヤセット3のはす歯のねじり方向を決定した場合、歯車組4に係わるスラストベアリングBRG6,BRG7,BRG9およびギヤセット3に係わるスラストベアリングBRG5の動荷重相対値が従来の対策に較べて低くなり、これらをスペース的に余裕のない歯車組4およびギヤセット3の中心部にも容易に設置し得る。
請求項(抜粋):
入力回転を減速して出力する減速用遊星歯車組と、該遊星歯車組からの減速回転を変速して出力するラビニョオ型プラネタリギヤセットとにより多段変速を可能にした自動変速機の歯車伝動装置において、少なくとも前進第1速選択状態で、前記減速用遊星歯車組の歯車要素にはす歯のねじりによって発生するスラストの方向と、前記ラビニョオ型プラネタリギヤセットの歯車要素にはす歯のねじりによって発生するスラストの方向とが、共通なスラスト伝動経路内において同じ向きとなるよう前記両歯車要素のはす歯のねじり方向を定めたことを特徴とする自動変速機の歯車伝動装置。
Fターム (11件):
3J028EA25
, 3J028EB08
, 3J028EB13
, 3J028EB62
, 3J028FA01
, 3J028FA06
, 3J028FC17
, 3J028FC20
, 3J028FD11
, 3J028FD21
, 3J028GA02
引用特許:
審査官引用 (1件)
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自動変速機
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-147320
出願人:アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
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