特許
J-GLOBAL ID:200903027879682690

超音波噴霧装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 伸介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-170491
公開番号(公開出願番号):特開平7-024374
出願日: 1993年07月09日
公開日(公表日): 1995年01月27日
要約:
【要約】【目的】 圧電振動子に固着された振動板に親水性保液材を接触させてその振動板から液体を霧化する超音波噴霧装置を提供する。【構成】 圧電振動子9と振動板10とから成る複合体を駆動させると圧電振動子9が振動し、その振動は振動板10に伝搬される。吸液材4によって吸収された液体は振動板10の振動に伴い貫通穴14を通して霧化される。圧電振動子9の下面に振動板10を設けることにより、振動板10に対する下からの圧力が緩和される。支持体13を設け、振動板10の下面と微小な間隙を隔てて対面させる構造を採用することにより、振動板10に対する上からの圧力が緩和される。このようにして、圧電振動子9と振動板10との剥離を抑制することができる。【効果】 圧電振動子と振動板との剥離を抑制することができるので、霧化効率を促進でき、耐久性を向上できる。
請求項(抜粋):
互いにほぼ平行な板面F1およびF2を有する振動板の前記板面F2の端部に圧電振動子を固着し、前記板面F1のほぼ中央部にスポンジ、繊維束その他の親水性保液材を接触させることにより、前記保液材に含まれる液体を前記板面F2から霧化する超音波噴霧装置において、前記振動板には前記板面F1およびF2にほぼ垂直に多数の貫通穴が設けられており、該貫通穴の前記板面F1側の開口面積は前記板面F2側の開口面積より大きく、前記保液材には吸液端と霧化端とがあり、該吸液端は前記液体の供給源に浸けられることにより前記液体を吸い上げ、該霧化端は前記板面F1と接触することにより前記吸液端が吸い上げた液体を前記貫通穴に供給することを特徴とする超音波噴霧装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 超音波霧化装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-093437   出願人:戸田耕司
  • 特開平4-371257
  • 特開平4-371257

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