特許
J-GLOBAL ID:200903027912166067

セラミックス抵抗発熱体及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-193425
公開番号(公開出願番号):特開平10-041052
出願日: 1996年07月23日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】 1000°C以上の高温に発熱させるセラミックスヒーター用として、長時間の反復使用が可能である高耐久性のセラミックス抵抗発熱体を提供する。【解決手段】 体積固有抵抗が106Ω・cm以上である絶縁性物質と体積固有抵抗が0.1Ω・cm以下である導電性物質から構成され、かつ電気絶縁性を示す基体中に、基体と同一の絶縁性物質と導電性物質から構成され、かつ導電性を示す抵抗発熱体が埋設されて、一体に成形、焼結されてなるセラミックス抵抗発熱体であって、基体中の導電性物質の含有量(体積分率)(A)と抵抗発熱体中の導電性物質の含有量(体積分率)(B)との比率(A)/(B)が0.75〜1.10であり、かつ基体中に分散した導電性物質の単位断面積当たりの存在個数(C)と抵抗発熱体中に分散した導電性物質の単位断面積当たりの存在個数(D)との比率(C)/(D)が2.5〜30の範囲に制御されており、かつ基体部の抵抗率(E)と抵抗発熱体部の抵抗率(F)との比率(E)/(F)が102以上であることを特徴とする。
請求項(抜粋):
体積固有抵抗が106Ω・cm以上である窒化物、酸化物及び酸窒化物から選ばれる少なくとも一種の絶縁性物質と体積固有抵抗が0.1Ω・cm以下である金属単体又は合金、炭化物、窒化物、珪化物、硼化物及びそれらの複合化合物から選ばれる少なくとも一種の導電性物質から構成され、かつ電気絶縁性を示す基体中に、基体と同一の絶縁性物質と導電性物質から構成され、かつ導電性を示す抵抗発熱体が埋設されて、一体に成形、焼結されてなるセラミックス抵抗発熱体であって、基体中の導電性物質の含有量(体積分率)(A)と抵抗発熱体中の導電性物質の含有量(体積分率)(B)との比率(A)/(B)が0.75〜1.10であり、かつ基体中に分散した導電性物質の単位断面積当たりの存在個数(C)と抵抗発熱体中に分散した導電性物質の単位断面積当たりの存在個数(D)との比率(C)/(D)が2.5〜30の範囲に制御されており、かつ基体部の抵抗率(E)と抵抗発熱体部の抵抗率(F)との比率(E)/(F)が102以上であることを特徴とするセラミックス抵抗発熱体。
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 発熱体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-066069   出願人:日本電装株式会社
  • 特開昭63-096883
  • 特開昭64-061356
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