特許
J-GLOBAL ID:200903027950132770

無定形パターンの耐ネスティング性3次元シート材およびその製造方法と装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-522507
公開番号(公開出願番号):特表2001-504054
出願日: 1997年01月08日
公開日(公表日): 2001年03月27日
要約:
【要約】本発明は、互いに重ねられた層でおこるネスティングへの耐性を有する3次元シート材に関する。より詳しくは本発明は、3次元で耐ネスティング性の、第1側面と第2側面を有するシート材を提供する。第1側面は、スペースをおいて配置された第1側面から外向きに延びる3次元の突出部を複数含む域を少なくとも1つ有し、この突出部はシート材から単一的に成形されていると好ましい。本発明の耐ネシスト性という利点を提供するために、突出部は複数の異なる2次元形状で無定形パターンを成形する。第2側面は、突出部に対応するスペースをおいて配置された3次元中空くぼみを含んで、突出部を中空となるようにすると好ましい。接着剤のキャリヤーのような特定の機能を果たす適用方法では、突出部群は、隣接する突出部間の3次元スペースの互いに接続されたネットワークによって区分されている。耐ネシスト性3次元シート材は3次元成形構造体を利用する本発明にしたがって製造すると好ましく、このとぎ成形構造体はスペースをおいて配置された3次元くぼみの無定形パターンを含み、このパターンは互いに接続された地によって区分されている。互いに組み合う形状の無定形パターンが本発明にしたがって制約条件つきの2スペースのボロノワモザイク模様から得られたものであると好ましく、このときこのモザイク模様は、互いに組み合う形状の中心から中心への間隔の取りうる範囲を制御する制約係数によって制約されている。耐ネシスト性3次元シート材を本発明にしたがって製造するために、変形可能なシート材を、成形構造体上に導き、その成形構造体となじむように永久変形する。必要であれば、成形構造体の互いに接続された地を、変形可能なシート材が成形構造体上に導かれる前に、物質で被覆してもよい。
請求項(抜粋):
3次元シート材であって、前記シート材が第1側面と第2側面を有し、前記第1側面が、好ましくは前記シート材から単一的に成形された複数の離間した3次元突出部が前記第1側面から外向きに延びている領域を、少なくとも1つ含んでいる、前記3次元シート材において、前記突出部が2次元形状の、好ましくは異なる種類の2次元形状を複数含む、無定形パターンを成形し、前記無定形パターンでの複数の前記突出部が好ましくは、互いに組み合う凸型の多角形で、隣接する多角形の向きあう辺が実質的に平行な状態で、各多角形が実質的に線形の辺を有限数備えており、前記第2側面が好ましくは、前記突出部に対応する複数の離間した3次元の中空くぼみを含み、その結果、前記突出部が中空となり、各くぼみのサイズと形状は、好ましくは、各対応する突出部のサイズと形状に実質的に対応し、前記くぼみは物質で、好ましくは接着剤で、部分的に任意に埋められており、前記突出部は、前記突出部が前記第1側面と結合するところの前記シート材の平面に平行に測定して、好ましくは前記シート材の前記第1側面の面積の30%から70%を占めることを特徴とする、3次元シート材。
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特表平5-505152
  • エンボスシートの製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-020256   出願人:積水化学工業株式会社
  • 特開昭48-099257
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