特許
J-GLOBAL ID:200903028107180262
ポリエステル組成物の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-320112
公開番号(公開出願番号):特開2007-177228
出願日: 2006年11月28日
公開日(公表日): 2007年07月12日
要約:
【課題】オリゴマー含有量が少なく、かつ厚物フィルムの製造に適したポリエステル組成物を効率的に製造する方法を提供する。【解決手段】テレフタル酸またはそのエステル形成性誘導体を主成分とするジカルボン酸成分と、エチレングリコールを主成分とするジオールから製造したポリエステル組成物(A)を、攪拌機を有する流動式竪型の加熱処理装置に加熱不活性気体を循環させ、205°C以上、235°C以下の温度範囲で加熱処理を行うことにより、固有粘度並びにポリマー粉量がフィルム製造に適切でかつ低オリゴマーであるポリエステル組成物(B)の製造方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
テレフタル酸またはそのエステル形成性誘導体を主成分とするジカルボン酸成分と、エチレングリコールを主成分とするジオールとをエステル化反応もしくはエステル交換反応し、次いで重縮合反応させることにより、固有粘度(C)が0.52dl/g以上、0.68dl/g以下として得られたポリエステル組成物(A)をペレット化し、下記(a)、(b)を満足する処理を行うことにより、固有粘度(D)が0.50dl/g以上、0.70dl/g以下、オリゴマーの含有量が0.4重量%以下、であるポリエステル組成物(B)を得ることを特徴とするポリエステル組成物の製造方法。
(a)撹拌機を有する流動式竪型の加熱装置において、装置内のペレット充填体積が静置時の1.03〜1.18倍となるよう循環気体を循環させ、ポリエステル組成物(A)と同一成分のポリマー粉のみを循環気体から除去しながら加熱気体を循環させ、ペレットの加熱処理温度が205°C以上235°C以下となる範囲で実施する。
(b)ポリエステル組成物(A)の固有粘度(C)、処理後のポリエステル組成物(B)の固有粘度(D)の関係が、-0.05dl/g≦{(D)-(C)}≦0.05dl/gを満足する。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (20件):
4J029AA03
, 4J029AC01
, 4J029AD01
, 4J029AE02
, 4J029AE03
, 4J029BA03
, 4J029CB06A
, 4J029HA01
, 4J029HA02
, 4J029HB01
, 4J029HB02
, 4J029JA251
, 4J029JB171
, 4J029JF131
, 4J029JF471
, 4J029KE02
, 4J029KH03
, 4J029KH05
, 4J029KH06
, 4J029LB05
引用特許:
出願人引用 (6件)
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特開昭49-032973号公報
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特開昭53-101092号公報
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特開昭55-89330号公報
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審査官引用 (5件)
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特開平2-004501
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特開昭55-089330
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ポリエステルの製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-302931
出願人:東洋紡績株式会社
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