特許
J-GLOBAL ID:200903028127544007

感光性樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-282106
公開番号(公開出願番号):特開平9-136942
出願日: 1995年10月30日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】【課題】 有機溶剤を用いずに低コストで調製することができ、耐熱性、耐金メッキ性に優れた保護皮膜を与える感光性樹脂組成物を提供する。【解決手段】 本発明に係る感光性樹脂組成物は、エポキシ樹脂と、該エポキシ樹脂中に含有されるエポキシ基1当量に対して30〜70モル%の量の不飽和モノカルボン酸とを、3価の有機リン化合物を触媒として用いて反応させ、次に該有機リン化合物の触媒能を失活させた後に、該ノボラック型エポキシ樹脂のエポキシ基1当量に対して10〜70モル%の量の多塩基酸無水物を反応させることによって得られる、一分子中に含まれるエポキシ基:不飽和基:カルボキシル基のモル比が30〜70:30〜70:10〜70であるエポキシ樹脂変成物をベース樹脂をして用いることを特徴とするものである。
請求項(抜粋):
次式A:【化1】(式中、Rは水素又はメチル基を表す)で表される単位を有する軟化点が60°C以上のノボラック型エポキシ樹脂と、該エポキシ樹脂中に含有されるエポキシ基1当量に対して30〜70モル%の量の次式:【化2】(式中、R’は水素又はメチル基を表し、R”は水素、メチル基又はフェニル基を表す)で表される不飽和モノカルボン酸とを、3価の有機リン化合物を触媒として用いて反応させ、次に該有機リン化合物の触媒能を失活させた後に、上記反応前に該ノボラック型エポキシ樹脂中に含まれているエポキシ基1当量に対して10〜70モル%の量の次式:【化3】(式中、R’”は脂肪族又は芳香族多価カルボン酸無水物の残基を表す)で表される多塩基酸無水物を反応させることによって得られる、上式Aで表される単位、次式B:【化4】(式中、R、R’及びR”は上記に定義した意味を有する)で表される単位、及び次式C:【化5】(式中、R、R’、R”及びR’”は上記に定義した意味を有する)で表される単位を有し、一分子中に存在するエポキシ基:不飽和基:カルボキシル基のモル比が、30〜70:30〜70:10〜70であることを特徴とするエポキシ樹脂変成物。
IPC (5件):
C08G 59/16 NHG ,  C08G 59/18 NLE ,  C08G 59/40 NKE ,  C08L 63/00 NKT ,  G03F 7/038 503
FI (5件):
C08G 59/16 NHG ,  C08G 59/18 NLE ,  C08G 59/40 NKE ,  C08L 63/00 NKT ,  G03F 7/038 503
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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