特許
J-GLOBAL ID:200903028179373456

キャリア位相相対測位装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小森 久夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-386162
公開番号(公開出願番号):特開2003-185728
出願日: 2001年12月19日
公開日(公表日): 2003年07月03日
要約:
【要約】【課題】 測位用衛星の数が変化しても整数バイアスの推定を継続でき、短時間で効率良く検定して、整数バイアスを決定するとともに、基線ベクトルを算出する方法を備えたキャリア位相相対測位装置を構成する。【解決手段】 キャリア位相相対測位装置に備えられた整数バイアス決定部は、カルマンフィルタおよびLAMBDA法を用いて、1重位相差または2重位相差を用いて、整数バイアスおよび基線ベクトルを決定する。カルマンフィルタはfloating ambiguity の推定値を算出し、LAMBDA法でこのfloating ambiguity をもとに整数バイアスの推定値を算出し、各種検定をすることにより最も確かな整数バイアスを決定する。カルマンフィルタは、測位用衛星が増減したり、基準衛星が切り替わる等の情報が変化した場合に、変化前に推定した基線ベクトルを用い、変化後のfloating ambiguity を推定する。
請求項(抜粋):
移動体上または、移動体上と固定位置とに配置された複数のアンテナと、前記複数のアンテナのうち1つを基準アンテナとして、前記複数のアンテナで複数の測位用衛星からの電波をそれぞれ受信して、1重位相差または2重位相差の観測結果から整数バイアスおよび基線ベクトルを推定する手段と、前記整数バイアスを検定する手段とを備えるキャリア位相相対測位装置において、前記複数の測位用衛星が増減した場合、または基準となる測位用衛星が切り替わった場合に、前記推定された基線ベクトルまたは前記推定された整数バイアスから新たな前記整数バイアスを推定することを特徴とするキャリア位相相対測位装置。
Fターム (8件):
5J062AA11 ,  5J062CC07 ,  5J062DD13 ,  5J062DD22 ,  5J062DD23 ,  5J062EE00 ,  5J062EE04 ,  5J062GG02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • GPSを用いた姿勢決定方法
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平11-526000   出願人:ナビコンカンパニーリミテッド, パークチャンシク
  • RTK・GPS-IMU併用測位方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-282688   出願人:日本航空電子工業株式会社

前のページに戻る