特許
J-GLOBAL ID:200903028220262054

回転機械の異常診断方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-148144
公開番号(公開出願番号):特開2001-330510
出願日: 2000年05月19日
公開日(公表日): 2001年11月30日
要約:
【要約】【課題】 軸受の摩耗に起因する異常を定量的にしかも精度良く診断することできるようにした回転機械の異常診断方法を提供する。【解決手段】 回転軸の周方向に位相をずらして少なくとも2個の振動検出器を機械本体のケーシングに配置し、前記それぞれの振動検出器によって同時に検出された振動波形について周波数分析を行い、各々の振動波形について、回転周波数を中心としてその前後の周波数域を含む周波数帯域での振動振幅と、最も振動振幅の大きい振動波形を基準として他の振動波形について回転周波数での位相を求め、得られた振動振幅と位相から他の振動検出器についてそれぞれの振動ベクトル32を求め、正常な状態において予め求めた基準振動ベクトル31と振動ベクトル32との差の変化ベクトル33をそれぞれ求め、 変化ベクトル33を所定の判断基準34と比較することにより、軸受の異常発生の確からしさを定量的に判断する。
請求項(抜粋):
軸受で支持された回転軸を有する回転機械の運転中に発する振動の変化から異常を診断する方法であって、回転軸の周方向に位相をずらして少なくとも2個の振動検出器を機械本体のケーシングに配置し、前記それぞれの振動検出器によって同時に検出された振動波形について周波数分析を行い、各々の振動波形について、回転周波数を中心としてその前後の周波数域を含む周波数帯域での振動振幅と、最も振動振幅の大きい振動波形を基準として他の振動波形について回転周波数での位相を求め、 得られた振動振幅と位相から他の振動検出器についてそれぞれの振動ベクトルを求め、正常な状態において予め求めた基準振動ベクトルと振動ベクトルとの差の変化ベクトルをそれぞれ求め、前記変化ベクトルを所定の判断基準と比較することにより、軸受の異常発生の確からしさを定量的に判断することを特徴とする回転機械の異常診断方法。
IPC (5件):
G01H 17/00 ,  F16C 17/24 ,  G01M 19/00 ,  G21C 17/003 ,  H02K 11/00
FI (6件):
G01H 17/00 A ,  F16C 17/24 ,  G01M 19/00 A ,  G21C 17/00 E ,  H02K 11/00 Q ,  H02K 11/00 R
Fターム (33件):
2G024AD03 ,  2G024BA21 ,  2G024BA27 ,  2G024CA13 ,  2G024FA04 ,  2G064AA17 ,  2G064AB01 ,  2G064AB02 ,  2G064AB22 ,  2G064BA02 ,  2G064CC13 ,  2G064CC17 ,  2G064CC41 ,  2G064CC61 ,  2G075BA03 ,  2G075CA14 ,  2G075DA09 ,  2G075FA17 ,  2G075FB07 ,  2G075FB09 ,  2G075FB15 ,  2G075FC14 ,  2G075GA21 ,  3J011EA05 ,  3J011EA10 ,  5H611AA01 ,  5H611BB01 ,  5H611PP03 ,  5H611PP05 ,  5H611QQ09 ,  5H611RR00 ,  5H611UA04 ,  5H611UA05
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭62-043538
  • 回転機械の監視診断装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-101423   出願人:株式会社東芝
  • 特開平2-147922
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引用文献:
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