特許
J-GLOBAL ID:200903028222172702

速度測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 紋田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-232646
公開番号(公開出願番号):特開平10-062535
出願日: 1996年08月15日
公開日(公表日): 1998年03月06日
要約:
【要約】【課題】 複数の周波数からなる受信信号S4から,ドップラ信号のみを抽出して高精度に移動物体の速度測定ができるようにする。【解決手段】 受信信号S4をバンドパスフィルタ8により複数の周波数帯域の帯域信号Seに分離する。この際,バンドパスフィルタ8の過渡特性により帯域信号の周波数が変調されるので,当該変調された領域を計測等の信号処理から除外する事が可能か否かを判断して検出信号Sf及び有効信号Siを出力する。その後,信号選択器10により有効レベルを持つ検出信号Sfのうち最も周波数の高い帯域信号Shを選択して周波数計測器12で周波数を計測する。そして当該周波数を用いて演算器12で速度演算するが,その際有効信号Siにより当該周波数が有効か否かを判断する。
請求項(抜粋):
所定周波数の基準信号に基づき音波を射出する音波射出手段と,音波を受波して受信信号として出力する受波手段と,前記基準信号と受信信号とから移動物体の速度を演算する速度演算手段とを有した速度測定装置において,前記速度演算手段が,前記受信信号と前記基準信号との周波数の差を求めて差分周波数信号として出力する差分周波数検出部と,前記差分周波数信号を,予め設定された2以上の周波数帯域に帯域分離して帯域信号として出力する周波数帯域分離部と,前記帯域信号又は当該帯域信号の検波信号が閾値を越えた時間又は越えたと見なせる時間が,予め設定された第1判断時間継続した場合には,優位レベルの検出信号を出力すると共に,前記閾値を越えた時間又は越えたと見なせる時間が,前記第1判断時間より長い第2判断時間継続した場合には,有効信号を出力する帯域信号判断部と,前記帯域信号及び前記検出信号が入力して,当該検出信号に基づき複数の前記帯域信号から1つの前記帯域信号を選択する帯域信号選択部と,該帯域信号選択部で選択された帯域信号の周波数を計測すると共に,当該計測された周波数が有効か否かを前記有効信号に基づき判断して,有効な周波数に基づき移動物体の速度を演算する計測演算部とを有することを特徴とする速度測定装置。
IPC (2件):
G01S 15/58 ,  G01S 7/526
FI (2件):
G01S 15/58 ,  G01S 7/52 J
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 車速計測装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-226651   出願人:松下電工株式会社
  • 特開平1-314987
  • 検出方法及び検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-038392   出願人:三菱電機株式会社

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