特許
J-GLOBAL ID:200903028222710771

車両用サスペンションの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 卓夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-194809
公開番号(公開出願番号):特開平6-016026
出願日: 1992年06月29日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】【目的】 減衰力特性の切換えが可能なダンパ1を用い、ばね上の上下変位速度とばね上ばね下間の上下相対変位速度との情報からダンパ1の減衰力特性の切換えを行う車両用サスペンションの制御装置であって、上下変位速度に閾値δを設定し、上下変位速度がδの範囲内であるときはダンパ1を低減衰力特性に保持するようにしたものにおいて、車両旋回時の車体ロールに対する制振制御が遅れなく的確に行われるようにする。【構成】 車速センサ6と操舵角速度センサ7の各検出信号から以後に発生する横加速度の変化率を予測し、その予測値がある設定値を越えていると判断したとき閾値δを小さな値に設定し、上記予測値が上記設定値を越えていないと判断すると閾値δを比較的大きな値に設定する閾値変更制御手段8を上記サスペンション制御装置に設けた。
請求項(抜粋):
前後左右の各サスペンションに装備されるダンパを高減衰力特性と低減衰力特性との2段階の切換えが可能な減衰力可変ダンパとし、ばね上の上下変位速度が閾値の範囲内であるときは上記低減衰力特性とし、ばね上の上下変位速度が上記閾値を越えた範囲では、該上下変位速度とばね上ばね下間の上下相対変位速度との2つの速度の方向が同じであれば高減衰力特性に,異なる方向であれば低減衰力特性に上記ダンパの減衰力特性を切換制御する車両用サスペンションの制御装置において、車両の旋回によって発生する横加速度の変化率を予測してその予測値が設定値を越えた範囲にあると判断したとき上記閾値を小さな値に変更制御する閾値変更制御手段を設けたことを特徴とする車両用サスペンションの制御装置。
IPC (2件):
B60G 17/015 ,  F16F 9/50
引用特許:
審査官引用 (1件)

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