特許
J-GLOBAL ID:200903028234334520

竪型溶融還元炉の操業方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小杉 佳男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-061125
公開番号(公開出願番号):特開平10-251721
出願日: 1997年03月14日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【課題】本発明は、炭材の充填した上下羽口間で金属酸化物の還元反応を完了させ、炉床での冷え込みがなく安定した操業が可能な竪型溶融還元炉の操業方法を提供することを目的としている。【解決手段】炭素系固体還元剤の充填層に高温空気を吹き込む上下少なくとも2段に設けられた羽口を有する竪型炉を用い、粉粒状の金属酸化物含有原料を少なくとも上段羽口から吹き込み、溶融金属を製造する方法において、下記式で求められる下段羽口レベルでの融体温度Tが管理目標値以上になるように、送風温度、送風量、送風中酸素濃度、金属酸化物含有原料の吹き込み量から選択したいずれか1種あるいは2種以上を調整する。T=HMT+Qloss/(Wm ・Cp )T:下段羽口レベルでの融体温度HMT:出銑時の溶融金属の温度Qloss:下段羽口より下部での炉体損失熱Wm :融体生成速度Cp :融体の平均比熱
請求項(抜粋):
炭素系固体還元剤の充填層に高温空気を吹き込む上下少なくとも2段に設けられた羽口を有する竪型炉を用い、粉粒状の金属酸化物含有原料を少なくとも上段羽口から吹き込み、溶融金属を製造する溶融還元炉の操業方法において、下記式で求められる下段羽口レベルでの融体温度Tが管理目標値以上になるように、送風温度、送風量、送風中酸素濃度、金属酸化物含有原料の吹き込み量から選択したいずれか1種あるいは2種以上を調整することを特徴とする溶融還元炉の操業方法。T=HMT+Qloss/(Wm ・Cp )T:下段羽口レベルでの融体温度(°C)HMT:出銑時の溶融金属の温度(°C)Qloss:下段羽口より下部での炉体損失熱(kcal/h)Wm :融体生成速度(kg/h)Cp :融体の平均比熱(kcal/kg°C)
引用特許:
審査官引用 (2件)

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