特許
J-GLOBAL ID:200903028240022386
電動ファンの制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-318604
公開番号(公開出願番号):特開平8-177487
出願日: 1994年12月21日
公開日(公表日): 1996年07月09日
要約:
【要約】【目的】ファン稼働率が増えることによる不具合の発生を抑制しうる電動ファンの制御装置を提供する。【構成】エンジン1の前方にラジエータ9が配置され、ウォータジャケット3,5、第一通路11、ラジエータ9、第二通路12、バイパス通路15により冷却水通路13が形成される。所定箇所にサーモスタット16が配設され、ラジエータ9に対向して電動ファン17が設けられる。水温センサ20にて冷却水温が検出される。所定の学習条件が成立し、電動ファン17が停止された時点の前の所定時間分の温度変化率が基準変化率よりも低い場合には、電子制御装置31により、ファン作動基準温度、ファン停止基準温度に所定値を加算した値がそれぞれ新たな基準温度とされる。このため、サーモスタット16の劣化等に起因して電動ファン17が当初の基準温度の範囲外で誤作動しうる状態になっても、設定温度が適宜に補正され、電動ファン17の作動の長期化が抑制される。
請求項(抜粋):
少なくともラジエータを含んでなるエンジンの冷却水通路内の冷却水を冷却するべく前記ラジエータに対向して設けられ、作動・停止切換される電動ファンと、前記冷却水の温度を検出するための水温検出手段と、前記水温検出手段により検出された水温が第1の設定温度よりも高くなり、前記冷却水を冷却する必要が生じたとき、前記電動ファンを作動させるとともに、前記水温検出手段により検出された水温が第2の設定温度よりも低くなり、前記冷却水を冷却する必要がなくなったとき、前記電動ファンを停止させる制御手段とを備えた電動ファンの制御装置であって、当該電動ファンの制御装置に関連する部品の公差、劣化に起因して前記電動ファンが前記各設定温度の範囲外で誤作動するか否かを判断する誤作動判断手段と、前記誤作動判断手段により前記電動ファンが誤作動すると判断された場合、前記第1の設定温度及び第2の設定温度の少なくとも一方を補正する補正手段とを備えたことを特徴とする電動ファンの制御装置。
IPC (2件):
引用特許:
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