特許
J-GLOBAL ID:200903028273195359

バイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 清一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-013137
公開番号(公開出願番号):特開2002-219657
出願日: 2001年01月22日
公開日(公表日): 2002年08月06日
要約:
【要約】【課題】 バイスの使用状態における全長が変わらないコンパクト性を有し、又ワークの挾持を弾力的に強固に行なうことのできるバイスを提供する。【解決手段】 固定挾持体2が設けられたベース3に、固定挾持体3に対して進退自在に可動挾持体5を設ける。ベース3に設けた上端開放の収容凹所7に、ベースの長さ方向に延長する回転駆動装置6を納設する。回転駆動装置6を構成する駆動軸12の端部分をハンドル18によって正逆回転可能とする。駆動軸12の正回転により可動挾持体5を固定挾持体2に向けて前進させ、可動挾持体5と固定挾持体2との間でワークを挾持できる。ワークの挾持は、回転駆動装置6に組み込まれた油圧式倍力装置の作動によって、弾力的に強固に行なうことができ、ワークに加工を施す際の振動に対してもワークを非常に安定的に挾持できる。
請求項(抜粋):
固定挾持体が設けられたベースに、該固定挾持体に対して進退自在に可動挾持体が設けられ、又前記ベースには回転駆動装置が納設されており、該回転駆動装置は、前記ベースの内部にその前後方向に延長する如く設けられた収容空所にその前後方向に配設されて軸線回りに正逆回転可能な駆動軸を具え、該駆動軸は、前記可動挾持体が一体化状態で設けられたナット部材の雌ネジ部に螺合する駆動ネジ軸部を有し、該駆動軸の正回転により前記可動挾持体が前進し、該駆動軸の逆回転により前記可動挾持体が後退するように構成されており、又前記駆動軸の後側部分は、前記駆動ネジ軸部と結果的に一体化されており且つ内周面の所要部位に雌ネジ部が設けられてなるネジ筒と、該ネジ筒内に挿入せしめられて前記雌ネジ部と螺合し得る雄ネジ部が設けられた押圧ネジ軸とを有しており、該押圧ネジ軸の所要部位には、前記ネジ筒の内周面に設けられた係止凹部と係合し得る係止突片が、バネ部材の付勢力に抗して押圧ネジ軸内に没入可能となされており、該係止突片と係止凹部との係合によって前記駆動ネジ軸部と押圧ネジ軸とが一体となって回転できる一方、前記係止凹部と係止突片とが係脱した前記没入状態においては前記押圧ネジ軸のみが螺進でき、該螺進によって、該押圧ネジ軸の先端部が、油圧式倍力装置の作動部を押圧するようになされており、又該油圧式倍力装置は、前記駆動ネジ軸部及び前記ネジ筒と結果的に一体化している作動筒に設けられ且つ作動油が充填された油圧室内に、後端部分が前記作動部となるピストンが進入可能となされており、前記押圧ネジ軸の前進による前記ピストンの進入に伴い、前記油圧室の前面部に圧力が作用して前記ナット部材が前進でき、これによって前記可動挾持部が前進できるように構成されると共に、前記油圧室の後面部が、緩衝バネを弾性圧縮させながら後退できるようになされ、又前記ピストンが後退することにより、前記緩衝バネの弾性復元に伴い前記後面部が前進するように構成されていることを特徴とするバイス。
IPC (2件):
B25B 1/18 ,  B25B 1/10
FI (2件):
B25B 1/18 Z ,  B25B 1/10 Z
Fターム (5件):
3C020BB03 ,  3C020CC02 ,  3C020CC06 ,  3C020GG01 ,  3C020GG06
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (5件)
  • 特開昭61-095881
  • 特開昭61-095881
  • 特開昭61-095881
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