特許
J-GLOBAL ID:200903028337388571

薬剤含有接着複合体の経皮放出デバイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-523436
公開番号(公開出願番号):特表平9-509960
出願日: 1995年01月17日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】感熱性および揮発性薬剤のための経皮薬剤放出デバイスの製造方法について記す。デバイスは、遠位表面に積層された非透過性裏地材料、および近位表面に積層された、薬剤を皮膚または粘膜に投与するために取り除くようにしてある、剥離可能非透過性裏地材料を有する薬剤含有接着剤複合体を含む。図は、実質的に薬剤非透過性の遠位裏地(14)、薬剤を有する接着剤複合体(18)および実質的に薬剤非透過性の近位剥離ライナー(22)を含む経皮薬剤放出デバイス(10)の部分断面図である。接着剤複合体(18)は遠位接着剤層(19)、近位接着剤層(20)、およびこれらの間に配置されたゲル化された薬剤層(21)よりなる。デバイスは、ゲル状薬剤を第1または第2接着剤ラミネートの少なくとも1つの露出面に押し出し、接着剤層およびゲル化された薬剤を合体して、各裏地材料によって覆われた遠位および近位表面を有する薬剤含有接着剤複合体層を形成することによって製造される。この方法は、ニコチン含有パッチの形成に特に適応させうる。
請求項(抜粋):
薬剤含有接着剤複合体層の遠位表面に積層された、該薬剤非透過性の遠位裏地材料、および該複合体層の近位表面に積層された、実質的に該薬剤非透過性であり、かつ薬剤を皮膚または粘膜へ投与するために取り除くようにしてある近位剥離可能フィルムを有する、薬剤含有接着剤複合体層を含む、経皮または経粘膜薬剤放出デバイスの製造方法であって、次の工程: (a) 一方の面は該遠位裏地材料が積層され、反対の面は露出している第1薬剤透過性接着剤層よりなる第1接着剤ラミネートを準備すること; (b) 一方の面は近位剥離可能フィルムが積層され、反対の面は露出している第2接着剤層よりなる第2接着剤ラミネートを準備すること; (c) ゲル状の該薬剤を該第1または第2接着剤ラミネートの少なくとも1つの露出面に押し出すこと;そして (d) 該第1接着剤ラミネートおよび該第2接着剤ラミネートの露出面どおしを積層し、これらの少なくとも1つが該押し出されたゲル化された薬剤を含有し、それによって、該第1および第2接着剤層並びに該ゲル化された薬剤を合体して、該遠位裏地材料が一方の面を覆い、そして該近位剥離可能フィルムがその反対面を覆う薬剤含有接着剤複合体層を形成することを含んでなる、上記の製造方法。
IPC (4件):
A61K 9/70 360 ,  A61K 9/70 303 ,  A61K 9/70 326 ,  A61K 31/465
FI (4件):
A61K 9/70 360 ,  A61K 9/70 303 ,  A61K 9/70 326 ,  A61K 31/465
引用特許:
審査官引用 (4件)
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