特許
J-GLOBAL ID:200903028368277190

車両の液圧ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 一眞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-365183
公開番号(公開出願番号):特開平11-180289
出願日: 1997年12月19日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】【課題】 ブレーキ操作部材の操作フィーリングを損なうことなく、調圧弁手段の出力液圧によりマスタシリンダを倍力駆動すると共に、ブレーキ操作部材の操作によってマスタシリンダを直接駆動し得る液圧ブレーキ装置を提供する。【解決手段】 ブレーキペダル2の操作に応じて補助液圧源40の出力ブレーキ液圧を調圧弁手段に供給し、所定の圧力に調圧してパワー室R1に付与し、ブレーキペダルの駆動を助勢する。マスタシリンダピストンは、ブレーキペダルに連結する第1のピストン11と、これに対し相対的に摺動可能で前進時に第1のピストンに係合する第2のピストン12を備え、各々の後端部をパワー室に露呈し、前端部を圧力室R2に露呈するように配置し、補助液圧源の出力パワー液圧を調圧弁手段に供給する液圧路に、補助液圧源から調圧弁手段へのブレーキ液の流れを許容し逆方向の流れを阻止する逆止弁60を介装する。
請求項(抜粋):
シリンダボデー内にマスタシリンダピストンを液密的摺動自在に収容し、該マスタシリンダピストンの前方に圧力室を形成すると共に後方にパワー室を形成し、ブレーキ操作部材の操作に応じて前記マスタシリンダピストンを前進駆動し前記圧力室からブレーキ液圧を出力するマスタシリンダと、ブレーキ液を所定の圧力に昇圧してパワー液圧を出力する補助液圧源と、前記シリンダボデー内で前記マスタシリンダピストンの前方に液密的摺動自在に収容し前記マスタシリンダピストンに連動するように配置する制御ピストンと、前記補助液圧源の出力パワー液圧を前記制御ピストンの移動に応じて所定の圧力に調圧する調圧弁手段とを備え、該調圧弁手段が調圧したブレーキ液圧を前記マスタシリンダのパワー室に付与し前記ブレーキ操作部材の駆動を助勢する車両の液圧ブレーキ装置において、前記マスタシリンダピストンが、前記ブレーキ操作部材に連結する第1のピストンと、該第1のピストンに対し相対的に摺動可能に配置し前進時に前記第1のピストンに係合する第2のピストンを備え、前記第1及び第2のピストンの各々の後端部を前記パワー室に露呈すると共に、各々の前端部を前記圧力室に露呈するように配置し、前記補助液圧源の出力パワー液圧を前記調圧弁手段に供給する液圧路に、前記補助液圧源から前記調圧弁手段へのブレーキ液の流れを許容し逆方向の流れを阻止する逆止弁を介装したことを特徴とする車両の液圧ブレーキ装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 液圧倍力装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-260506   出願人:株式会社曙ブレーキ中央技術研究所
  • 車両用ブレーキ制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-177109   出願人:アイシン精機株式会社
  • 特開昭52-118174
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