特許
J-GLOBAL ID:200903028400220864

電気機器用の電機子を包埋射出成形する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 矢野 敏雄 ,  アインゼル・フェリックス=ラインハルト ,  ラインハルト・アインゼル
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-537247
公開番号(公開出願番号):特表2008-517581
出願日: 2005年08月25日
公開日(公表日): 2008年05月22日
要約:
本発明は、電気機器(10)用の電機子(14)を包埋射出成形する方法であって、電機子巻線(20)用の溝(46)を有する成層鉄心ユニット(18)を孔(36)で電機子軸(16)に差し嵌め、包埋射出成形によって少なくとも溝絶縁層(48)を設け、プラスチックを、成層鉄心ユニット(18)の孔(36)及び電機子軸(16)の表面に沿って延びる複数の通路(42)を通して流す形式の方法において、プラスチックを、成層鉄心ユニット(18)の第1の端面(38)にだけ射出し、該第1の端面(38)から溝(46)内にかつ通路(42)を通して流し、プラスチックが第2の端面(40)において通路(42)から流出した後で、プラスチックを第2の端面(42)から溝(46)内に流入させ、第1の端面(38)からのプラスチックと合流させるようにした。本発明による方法の利点としては次のことが挙げられる。すなわち本発明による方法には、効率を最適化された小型電動モータもしくは電気機器の電機子の成層鉄心ユニットの溝絶縁層と固定部との技術的な転換の利点があり、この場合溝底部における溝絶縁層は同時にこのような包埋射出成形のために最小の層厚さを有しており、これによって最大の銅充填が可能になる。
請求項(抜粋):
電気機器(10)用の電機子(14)を包埋射出成形する方法であって、電機子巻線(20)用の溝(46)を有する成層鉄心ユニット(18)を孔(36)で電機子軸(16)に差し嵌め、包埋射出成形によって少なくとも溝絶縁層(48)を設け、プラスチックを、成層鉄心ユニット(18)の孔(36)及び電機子軸(16)の表面に沿って延びる複数の通路(42)を通して流す形式の方法において、プラスチックを、成層鉄心ユニット(18)の第1の端面(38)にだけ射出し、該第1の端面(38)から溝(46)内にかつ通路(42)を通して流し、プラスチックが第2の端面(40)において通路(42)から流出した後で、プラスチックを第2の端面(42)から溝(46)内に流入させ、第1の端面(38)からのプラスチックと合流させることを特徴とする、電気機器用の電機子を包埋射出成形する方法。
IPC (2件):
H02K 3/34 ,  H02K 15/02
FI (2件):
H02K3/34 B ,  H02K15/02 H
Fターム (15件):
5H604AA08 ,  5H604BB07 ,  5H604BB14 ,  5H604CC02 ,  5H604CC05 ,  5H604CC13 ,  5H604DB01 ,  5H604PB03 ,  5H615AA01 ,  5H615BB04 ,  5H615PP02 ,  5H615PP06 ,  5H615RR09 ,  5H615SS44 ,  5H615TT03
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開昭54-039801
  • 特開昭54-039801
  • 特開昭53-114004
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