特許
J-GLOBAL ID:200903028438609650

自動車エンジンの冷却回路用制御バルブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 竹沢 荘一 ,  中馬 典嗣
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-512585
公開番号(公開出願番号):特表2004-534177
出願日: 2002年07月10日
公開日(公表日): 2004年11月11日
要約:
【課題】エンジンの冷却回路における種々の分岐において、冷却液の流量を、エンジンの稼動条件とは独立に調整することができる制御バルブを提供する。【解決手段】制御バルブ10は、冷却液の入口28と、第1の分岐70に接続されている第1の出口18と、前記第2の分岐76に接続されている第2の出口20と、1つまたは複数の第3の分岐78に接続されている少なくとも1つの第3の出口22と、出口18,20,22を選択的に制御するため、バルブ本体に回転可能に取り付けられ、連続的に、少なくとも、第1の出口18が開放した「バイパス」位置P1;第1の出口18と第2の出口20が開放した「ラジエータ+バイパス」位置P2,P3;第2の出口20が開放した「ラジエータ」位P9;第2の出口20と第3の出口22が開放した「ラジエータ+ヒータ」位置P4,P10;第1の出口18、第2の出口20、および第3の出口22が開放した「ラジエータ+バイパス+ヒータ」位置P6,P7;第1の出口18と第3の出口22が開放した「ヒータ+バイパス」位置P5;および第3の出口22が開放した「ヒータ」位置P5',P8をとりうる調整部材とを備えている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
自動車エンジンの冷却回路の一部をなす制御バルブであって、前記冷却回路には冷却液が通過するようになっており、かつ前記冷却回路が、前記エンジン(62)を冷却するためのラジエータ(72)を含む第1の分岐(70)と、前記ラジエータ(72)のバイパスを構成する第2の分岐(76)と、車室の暖房を行うための少なくとも1つのヒータ(80)を備えている1つまたは複数の第3の分岐(78)とを具備するようになっている制御バルブにおいて、 前記制御バルブ(10)は、冷却液の入口(28)と、前記第1の分岐(70)に接続する第1の出口(18)と、前記第2の分岐(76)に接続されている第2の出口(20)と、前記1つまたは複数の第3の分岐(78)に接続されている少なくとも1つの第3の出口(22)と、前記出口(18)(20)(22)を選択的に制御するために、バルブ本体に回転可能に取り付けられる調整部材であって、所定の方向に回転する際に、連続的に、少なくとも、 -第1の出口(18)が開放している「バイパス」位置(P1); -第1の出口(18)と第2の出口(20)が開放している「ラジエータ+バイパス」位置(P2) (P3); -第2の出口(20)が開放している「ラジエータ」位置(P9) (P10'); -第2の出口(20)と第3の位置(22)が開放している「ラジエータ+ヒータ」位置(P4) (P10); -第1の出口(18)、第2の出口(20)、および第3の位置(22)が開放している「ラジエータ+バイパス+ヒータ」位置(P6) (P7); -第1の出口(18)と第3の位置(22)が開放している「ヒータ+バイパス」位置(P5);および -第3の出口(22)が開放している「ヒータ」位置(P5')(P8)をとりうるようになっている調整部材とを備える制御バルブ。
IPC (6件):
F01P7/14 ,  B60H1/08 ,  F01P5/10 ,  F01P5/12 ,  F16K11/07 ,  F16K31/04
FI (6件):
F01P7/14 J ,  B60H1/08 611E ,  F01P5/10 A ,  F01P5/12 G ,  F16K11/07 K ,  F16K31/04 A
Fターム (16件):
3H062AA05 ,  3H062AA13 ,  3H062BB04 ,  3H062CC02 ,  3H062DD01 ,  3H062FF19 ,  3H062FF39 ,  3H062HH07 ,  3H067AA12 ,  3H067BB02 ,  3H067CC41 ,  3H067DD03 ,  3H067DD12 ,  3H067DD49 ,  3H067GG13 ,  3H067GG22
引用特許:
審査官引用 (1件)

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