特許
J-GLOBAL ID:200903028448469988

ミスマッチ検出分子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐伯 憲生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-061705
公開番号(公開出願番号):特開2003-259899
出願日: 2002年03月07日
公開日(公表日): 2003年09月16日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 核酸における塩基対のミスマッチを簡便、迅速、高感度で検出しうる方法の提供。【解決手段】 次の一般式(I)A-L-X (I)で表される塩基対のミスマッチ認識分子であって、特定の塩基と対を形成し得る化学構造部分A及び前記Aの構造部分と対を形成する塩基と正常な塩基対を形成すべき塩基とは異なる塩基と対を形成し得る化学構造部分X、並びに当該化学構造部分A及びXを結合するリンカー部分Lを有することを特徴とする化合物を用いて、当該正常な塩基対を形成することができない塩基の対に疑似的に塩基対を形成させ、当該疑似的な塩基対の状態を測定することからなる正常な塩基対を形成することができない塩基の対を検出、同定する方法、そのためのキット、ミスマッチの検出用試薬及び遺伝子の塩基配列の異常を検出する方法に関する。
請求項(抜粋):
次の一般式(I)、A-L-X (I)(式中、Aは正常な塩基対を形成することができない塩基の対の片方の塩基と対を形成し得る化学構造部分、Xは前記Aの構造部分と対を形成する塩基と正常な塩基対を形成すべき塩基とは異なる塩基と対を形成し得る化学構造部分、Lは化学構造部分A及びXを結合するリンカー構造を示す。)で表される塩基対のミスマッチ認識分子であって、特定の塩基と対を形成し得る化学構造部分A及び前記Aの構造部分と対を形成する塩基と正常な塩基対を形成すべき塩基とは異なる塩基と対を形成し得る化学構造部分X、並びに当該化学構造部分A及びXを結合するリンカー部分Lを有することを特徴とする化合物を用いて、当該正常な塩基対を形成することができない塩基の対に擬似的に塩基対を形成させ、当該擬似的な塩基対の状態を測定することからなる正常な塩基対を形成することができない塩基の対を検出、同定することからなるDNA又はRNAにおける塩基配列の異常を検出する方法。
IPC (4件):
C12Q 1/68 ZNA ,  C07D519/00 311 ,  G01N 33/53 ,  G01N 33/566
FI (4件):
C12Q 1/68 ZNA Z ,  C07D519/00 311 ,  G01N 33/53 M ,  G01N 33/566
Fターム (12件):
4B063QA13 ,  4B063QA17 ,  4B063QQ42 ,  4B063QQ52 ,  4B063QR32 ,  4B063QR41 ,  4B063QR56 ,  4B063QR82 ,  4B063QS34 ,  4B063QX01 ,  4C072MM02 ,  4C072UU10
引用特許:
審査官引用 (2件)
引用文献:
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