特許
J-GLOBAL ID:200903028479699558

超電導部材冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊田 武久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-099444
公開番号(公開出願番号):特開2001-289546
出願日: 2000年03月31日
公開日(公表日): 2001年10月19日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 液体窒素を用いた超電導部材冷却装置において、冷凍機に著しく大きな冷凍能力が必要とされないようにし、これによって装置コスト、ランニングコストを引下げるようにすることを目的とするものである。【解決手段】 液体窒素容器を第1室47と第2室49とに区分し、両室の間を、両室の液体窒素の温度の差を実質的に定常的な温度勾配として維持した状態で液体窒素の流通を可能とした連通部51によって連通し、第1室内47に、その室内の液体窒素を冷凍機の熱交換部59Aへ向けて圧送するための第1のポンプ55を配設し、かつその熱交換部59Aから排出される大気圧下での過冷却温度の液体窒素を第2室49へ導くようにし、さらに第2室内に、その室内の液体窒素を超電導部材の冷媒通路へ向けて圧送するための第2のポンプ63を配設し、かつその冷媒通路から排出される液体窒素を第1室47へ導くように構成した。
請求項(抜粋):
液面上に空間を残して液体窒素容器内に液体窒素を収容し、かつその液体窒素の液面上の空間を大気圧もしくは大気圧以上の圧力の窒素ガスによって加圧しておき、液体窒素容器内の液体窒素を、液体窒素容器の外部に配置された冷凍機の熱交換部へ圧送してその冷凍機により大気圧下での過冷却温度に冷却し、かつその大気圧下での過冷却温度の液体窒素を、長尺な冷媒流路を有する超電導部材へ圧送して超電導部材を冷却するようにした超電導部材冷却装置において、前記液体窒素容器が、第1室と第2室とに区分されており、かつ第1室と第2室との間は第1室内の液体窒素の温度と第2室内の液体窒素の温度との差を実質的に定常的な温度勾配として維持した状態で液体窒素の流通を許容する連通部によって連通されており、第1室内に、その第1室内の液体窒素を容器外部の冷凍機の熱交換部へ向けて圧送するための第1のポンプを配設し、かつその冷凍機の熱交換部から排出される大気圧下での過冷却温度の液体窒素を第2室へ導くように構成し、さらに第2室内に、その第2室内の液体窒素を容器外部の超電導部材の冷媒通路へ向けて圧送するための第2のポンプを配設し、かつその超電導部材の冷媒通路から排出される液体窒素を第1室へ導くように構成したことを特徴とする超電導部材冷却装置。
Fターム (7件):
3L044BA07 ,  3L044CA16 ,  3L044DB03 ,  3L044DD07 ,  3L044FA02 ,  3L044FA04 ,  3L044KA04
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 超電導部材冷却装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-154534   出願人:大陽東洋酸素株式会社
  • 極低温ケーブルの循環冷却システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-312731   出願人:住友電気工業株式会社
  • 特開昭50-144399
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