特許
J-GLOBAL ID:200903028482927758

複室容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三井 孝夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-010521
公開番号(公開出願番号):特開2007-190161
出願日: 2006年01月18日
公開日(公表日): 2007年08月02日
要約:
【課題】本発明は軟弱合成樹脂フィルムにて形成された薬液バッグと薬液バッグに取り付けられる薬液容器とを備え、薬液バック中の薬液と薬液容器中の薬液とを混合して薬液容器より排出するようにした複室型容器に関し、薬液を確実に混合させた上排出を行わせるようにすることを目的とする。【解決手段】薬液バッグ10は夫々の薬液を封止収納する第1及び第2の薬液収納室18, 20を備える。薬液バッグ10の内部に連通制御部材30が配置され、連通制御部材30は脆弱部36を備えているが、脆弱部36が未折損の通常状態では第1及び第2の薬液収納室18, 20内の薬剤は封止状態で保持され、排出口12を穿刺しても薬剤の排出は行われない。輸液時に脆弱部36が外部から摘む等の手動操作により折損され、第1及び第2の薬液収納室18, 20が連通制御部材30の折損部を介して混合室22に連通され、薬剤は混合室にて混合され、排出口12の穿刺により混合薬剤の排出が行われる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
夫々可撓性フィルムにて形成された複数の薬液収納室と、輸液時に夫々の薬液収納室からの薬液を混合して排出するための排出口とを備えた複室容器において、前記薬液収納室と排出口との間に連通制御部材を配置し、前記連通制御部材は一端において夫々の混合室に開口するが、他端は通常は排出口に対して閉鎖され、前記連通部材は複室容器を構成する可撓性フィルムの外部からの操作により折損可能な部位を備え、連通部材の折損により夫々の薬液収納室が前記排出口に連通されるようにされる複室容器。
IPC (2件):
A61J 1/05 ,  B65D 81/32
FI (2件):
A61J1/00 351A ,  B65D81/32 C
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 医療用容器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-151438   出願人:テルモ株式会社
審査官引用 (2件)
  • 薬液容器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-023844   出願人:味の素ファルマ株式会社
  • 脂肪乳剤を含む輸液剤の輸液容器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-309819   出願人:株式会社新素材総合研究所

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