特許
J-GLOBAL ID:200903028554536775

放射性アイソトープ分離のための液体試料の連続的注入方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-551396
公開番号(公開出願番号):特表2002-517005
出願日: 1999年05月26日
公開日(公表日): 2002年06月11日
要約:
【要約】本発明は、長寿命の親アイソトープから短寿命の娘アイソトープを分離するための方法、並びに、更なる使用のために親アイソトープを回収することである。二方向ポンプ及び一以上のバルブを備えたシステムを使用して、親アイソトープの溶液を処理し、二つの分離溶液(一の溶液は娘アイソトープを含む。この溶液からは、その親が高い汚染物除去ファクターで除去された。他の溶液は回収された親アイソトープを含む。)を生成する。このプロセスは、親アイソトープのこの溶液について繰り返し行うことができる。液体の流れ及び一以上のバルブを備えたこのシステムは、一連の工程を実行するマイクロプロセッサ上のプログラムによって制御され、操作が達成される。一つのアプローチにおいて、カウ(cow)溶液は、分離媒体を通過する。この分離媒体は、所望の娘アイソトープを選択的に残しており、一方、親アイソトープ及びマトリックスは、この媒体を通過する。この媒体を洗浄後、娘は、別の溶液で分離媒体から解放される。本発明の自動化された発生器で、娘/親放射核分離(例えば、Ac-225「カウ」溶液からのBi-213)を行うために必要な全ての溶液取り扱い工程は、一貫した、閉じた、及び遠隔操作の、フォーマットで行われる。オペレータの汚染物への暴露及び拡散は、米国特許出願第08/789,973号(ここに、リファレンスによって挿入される)に記載されている手動の発生方法に比較して、大いに最小化される。Ac-225の(16)mCiを使用しても、装置の部品の検出可能な外部汚染はなかった。
請求項(抜粋):
下記工程:(a)連結された二方向性ポンプ及びそれに連結された管状セグメントを緩衝液で満たす工程;(b)該緩衝液の第一の量を引き下げることにより該緩衝液と接触しているガスの体積を引く工程;(c)該緩衝液の第二の量を引き下げることにより、短寿命の娘アイソトープ及び長寿命の親アイソトープの混合物の第一の液体試料を該管状セグメントへと引く工程(ここで、該第一の液体試料は、該ガスの体積によって前記緩衝液から分離される);(d)前記第一の液体試料を分離器を通過させ、短寿命の娘アイソトープを得る工程;を含む長寿命の親アイソトープから短寿命の娘アイソトープを分離するための方法。
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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