特許
J-GLOBAL ID:200903028557168971

車両用空調装置の冷凍サイクル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-277411
公開番号(公開出願番号):特開平8-132857
出願日: 1994年11月11日
公開日(公表日): 1996年05月28日
要約:
【要約】【目的】 車両用空調装置の冷凍サイクルにおいて、過冷却用の凝縮器での冷媒流れを対向流として冷媒の冷却性能の向上を図ると共に、凝縮器の占有スペースを小さくするために第1及び第2の凝縮器を冷却風の送風方向と交差する方向に並べて配置しても第1の凝縮器の管路長に影響を与えることなく第2の凝縮器の管路長を長くすることができるようにする。【構成】 1個の凝縮器本体23の風下側の下部に第1の凝縮器13を構成し、その上部及び風上側に過冷却用の第2の凝縮器14を構成する。第1及び第2の凝縮器13及び14に流入した冷媒は冷媒通路管25を入口側から出口側に向かって蛇行しながら風下側から風上側に向かって流れるように配管されていて、冷媒は冷却風に対し対向流となる。第2の凝縮器14は過冷却域を有するため、第1の凝縮器13の管路長よりも長いが、その長い分の管路は第1の凝縮器13の風上側に配置されているので、冷却風の通風路断面積に占める第1の凝縮器13の割合を減少させなくとも済む。
請求項(抜粋):
圧縮機と、冷媒通路管を繰り返し往復する形状に形成して構成され、前記圧縮機に対し並列に接続されて冷却風との熱交換により前記圧縮機からの冷媒を凝縮する第1及び第2の凝縮器と、前記第1の凝縮器からの冷媒を受ける受液器と、前記第1及び第2の凝縮器で凝縮された冷媒を膨脹させる膨脹手段と、この膨脹手段により膨脹された冷媒を蒸発させて空調対象空気を冷却する蒸発器とを備え、前記第2の凝縮器は、冷媒を過冷却するために、その管路長が前記第1の凝縮器よりも長く設定され、当該第2の凝縮器の冷媒通路管は、前記冷却風の送風通路において冷媒の入口側から出口側に向かって風下側から風上側に変移するように配置されていることを特徴とする車両用空調装置の冷凍サイクル。
IPC (2件):
B60H 1/32 ,  F25B 6/02
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開平4-061262
  • 特開平1-302079
  • 特開平4-227436
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