特許
J-GLOBAL ID:200903028558170287

機能用法制御付き集積回路デバイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上野 英夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-123330
公開番号(公開出願番号):特開平9-034797
出願日: 1996年05月17日
公開日(公表日): 1997年02月07日
要約:
【要約】【課題】特別の改ざん防止の囲い(格納装置)が不必要な機能用法制御を提供する。【解決手段】本発明の一実施例によれば、集積回路デバイス(チップ)10は、機能ブロック12の動作の有効化を制御するロック回路11を有する。ロック回路を解除するためには、“チップ・キー”を保全通信リンクを通してチップに供給する。チップ・キーは暗号形式で通信され、保全通信ブロック20で暗号解読される。チップ・キーを暴くチップの内部調査を防止するため、チップ・キーはそのままの状態ではチップに記憶されず、その識別特性のみが記憶される。識別特性はチップ・キーに一方向機能をかけることによりチップ・キーから形成される。ロック回路へのチップ・キー入力は、記憶されたチップ・キーと比較器27で比較される前に、ブロック26で同一一方向機能にかけられる。一致すると、ゲート回路18は機能ブロック12にクロック信号のような必要な信号を通すことができる。
請求項(抜粋):
デバイスに所定の機能性を与えるための機能ブロックと、デバイスの外部から少なくとも1つの所定の暗号形式のチップ・キーがロック回路機構に供給されるまで前記機能ブロックの動作を抑止する前記ロック回路機構とを有し、該ロック回路機構が、少なくとも1つの参照値を記憶するための記憶手段と、前記デバイスの外部からの入力を受信し且つ該入力を暗号解読処理にかけて第一中間値を生成する保全通信手段であって、該暗号解読処理の特徴は、前記入力が暗号形式のようなキーである時、前記第一中間値が前記チップ・キーの明文形式に一致するようなものである保全通信手段と、前記第一中間値を受信し且つそれについて一方向機能を実行して第二中間値を生成するための手段と、第二中間値と前記少なくとも1つの参照値との一致状況を検出し、且つ前記少なくとも1つの一致が検出された時に有効信号を生成するための比較手段と、前記有効信号が生成されるまで前記機能ブロックの動作を禁止する抑止手段と、を備えて成り、前記機能ブロックの本来の目的が、外部アイテムの制御及び/又は外部供給データの処理であることを特徴とする集積回路デバイス。
IPC (5件):
G06F 12/14 320 ,  G06F 12/14 ,  G09C 1/00 660 ,  H04L 9/10 ,  H04L 9/32
FI (5件):
G06F 12/14 320 B ,  G06F 12/14 320 C ,  G09C 1/00 660 A ,  H04L 9/00 621 A ,  H04L 9/00 673 E
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る