特許
J-GLOBAL ID:200903028558962043
制振装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-054254
公開番号(公開出願番号):特開2004-263419
出願日: 2003年02月28日
公開日(公表日): 2004年09月24日
要約:
【課題】本発明は狭いスペースでも十分な制振効果が得られることを課題とする。【解決手段】制振装置10は、一対の柱18,20と天井30と上梁16との間に形成された上部空間26に収納されるようにコンパクトな構成であり、第1のリンク部材32と、第2のリンク部材34と、緩衝部材としての油圧ダンパ36とから構成される。第2のリンク部材34は、軸46を中心に回動するように支持されており、軸46から連結軸41までの距離LDは、軸46から連結軸48までの距離LCよりも小さくなるように設定されている(LC>LD)。そのため、第1のリンク部材32の他端32bの変位をSAとすると、第2のリンク部材34の下端34bの変位SBは、SA×LC/LDとなり、入力された変位SAがLC/LD倍に拡大される。よって、倍力機構38を用いることにより上部空間26のような狭いスペースでも柱18,20の傾動を十分に拡大して制振効果を高められる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
少なくとも上部梁と下部梁と柱により形成される壁面空間を有する構造物の傾動を抑制する制振装置において、
一端が前記上部梁、下部梁、柱の何れかに連結され、前記上部梁、下部梁、柱に対して所定角度傾斜された第1の伝達部材と、
前記上部梁、下部梁、柱のうち前記第1の伝達部材が連結されていない部位に回動可能に支持された第2の伝達部材と、
前記第1の伝達部材の他端を前記第2の伝達部材の回動支点から所定距離ずれた位置に回動可能に連結された連結軸と、
一端が前記第2の伝達部材の他端に連結され、他端が前記上部梁、下部梁、柱のうち前記第1、第2の伝達部材が連結されていない部位、または前記上部梁、下部梁、柱のうち前記第1の伝達部材が連結された部位に回動可能に支持された緩衝部材と、
を備えたことを特徴とする制振装置。
IPC (2件):
FI (2件):
E04H9/02 321B
, F16F15/02 L
Fターム (5件):
3J048AA06
, 3J048BE03
, 3J048BG06
, 3J048DA08
, 3J048EA38
引用特許:
審査官引用 (1件)
-
制振用ダンパー装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-258942
出願人:三菱製鋼株式会社
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