特許
J-GLOBAL ID:200903028565396134

ワイヤ放電加工機の制御方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-338132
公開番号(公開出願番号):特開2001-157923
出願日: 1999年11月29日
公開日(公表日): 2001年06月12日
要約:
【要約】【課題】 加工後のワークが加工液中に放置され、加工面の錆の発生など品質劣化を招くことを防止すること。【解決手段】 加工形状データ44と加工条件データ45とで成る加工プログラムによるワーク15の所望の加工終了時刻を予め設定し、加工速度設定部35で加工条件データから読み取り、加工所要時間算出部37で、設定した加工速度と加工形状データとから算出したワイヤ電極17またはワーク15の加工移動距離とに基づいてワーク15の加工所要時間を算出し、加工開始時刻設定部39で、予め設定した所望の加工終了時刻と算出した加工所要時間とに基づいてワーク15の加工開始時刻を算出し、加工開始判断部41で該加工開始時刻に加工を開始させ、加工液供給制御部40で、所望の加工終了時刻にワーク15の加工が終了したときに加工槽16から加工液を排出するようにしたものである。
請求項(抜粋):
加工槽内に充満した加工液中で、ワイヤ電極とワークとを相対移動させて前記ワイヤ電極とワークとの極間にパルス電圧を印加して前記ワークを放電加工するワイヤ放電加工機の制御方法において、加工形状データと加工条件データとで成る加工プログラムを予め記憶し、予め記憶した加工プログラムから所望の加工プログラムを呼び出し、呼び出した所望の加工プログラムによる前記ワークの所望の加工終了時刻を予め設定し、呼び出した所望の加工プログラムの加工条件データから加工速度を読み取り、呼び出した所望の加工プログラムの加工形状データに基づいて前記ワイヤ電極またはワークの加工移動距離を算出し、読み取った加工速度と算出した前記ワイヤ電極またはワークの加工移動距離とに基づいて前記ワークの加工所要時間を算出し、予め設定した前記ワークの所望の加工終了時刻と算出した前記ワークの加工所要時間とに基づいて前記ワークの加工開始時刻を算出し、算出した前記ワークの加工開始時刻に前記加工槽内に加工液を供給して前記ワークの加工を開始し、予め設定した前記ワークの所望の加工終了時刻に前記加工槽内から加工液を排出させるよう制御したことを特徴とするワイヤ放電加工機の制御方法。
IPC (2件):
B23H 7/02 ,  B23H 7/20
FI (2件):
B23H 7/02 R ,  B23H 7/20
Fターム (6件):
3C059CF06 ,  3C059CF07 ,  3C059CJ00 ,  3C059CK00 ,  3C059CL09 ,  3C059EE00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 放電加工装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-107799   出願人:ファナック株式会社

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