特許
J-GLOBAL ID:200903028603697470

ガス化複合発電プラント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹岡 茂 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-173060
公開番号(公開出願番号):特開平9-329004
出願日: 1996年06月12日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】【課題】 ガス化複合発電プラントにおいて、ガスタービンに起動直後から十分な量の水滴の混じっていない蒸気を供給し、空気冷却から蒸気冷却への切り替えを負荷運転の開始前に行うことにある。【解決手段】 ガスタービン5の冷却用蒸気として、ガス化炉1本体の冷却時またはガス化炉1によって発生したガスの輻射熱の除去時に発生する蒸気、または、ガス冷却装置2によって発生する蒸気を用い、ガス化炉用ドラム14から導出される飽和蒸気の圧力を低く抑え、蒸気流量調節弁31によってガスタービンの状態に応じて蒸気冷却に必要な蒸気量を調節し、ガス冷却装置2内に設けた熱交換器18によって過熱してからガスタービンの冷却蒸気配管系6に分岐して導入し、ガスタービン5を冷却する。【効果】 プラントの起動時間の短縮、起動操作および制御の簡単化、プラントの運転効率向上、コスト低減が可能となる。
請求項(抜粋):
ガスを発生させるガス化炉と、前記ガス化炉で発生したガスによって蒸気を発生するガス冷却装置(SGC)と、前記ガスを燃焼させた燃焼ガスによって駆動するガスタービンと、前記ガスタービンの排気ガスによって発生した蒸気を駆動源とする第一の蒸気タービン(高圧ST)及び第一の蒸気タービンより低圧の蒸気タービン(低圧ST)を有するガス化複合発電プラントにおいて、前記ガス化炉によって発生する蒸気と前記SGCによって発生する蒸気のうち、少なくとも一つの系統の蒸気を前記ガスタービンの冷却部に導入することを特徴とするガス化複合発電プラント。
IPC (4件):
F01K 23/10 ,  F02C 3/28 ,  F02C 6/00 ,  F02C 7/16
FI (5件):
F01K 23/10 C ,  F02C 3/28 ,  F02C 6/00 B ,  F02C 6/00 E ,  F02C 7/16 A
引用特許:
審査官引用 (2件)

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