特許
J-GLOBAL ID:200903028619417450

転炉における炉口付着地金の除去方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金丸 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-038359
公開番号(公開出願番号):特開平6-248323
出願日: 1993年02月26日
公開日(公表日): 1994年09月06日
要約:
【要約】【目的】 吹錬中に転炉炉口に付着した地金を除去して転炉稼働率の向上を図るとともに、主ランスの吹錬用酸素に影響を与えることなく炉口近傍に酸素を吹き付け2次燃焼させて炉口に付着した地金を溶解、除去する方法を提供する。【構成】 転炉吹錬中に、吹錬用主ランス1の側壁に設けた2次燃焼用酸素供給ノズル2から湯面7に向けて2次燃焼用酸素を吹き付け、転炉排ガスを転炉5内で燃焼させて転炉炉口に付着した地金6を除去する方法であって、2次燃焼用酸素供給ノズルの開口部4と湯面7間の距離Lを吹錬用主ランスの開口部3と湯面7間の距離Hの 2.0〜 3.0倍となるように設定し、吹錬用酸素流量に対して 7〜15%の2次燃焼用酸素を2次燃焼用酸素供給ノズル2によって吹錬用主ランス軸に対してθ=25°〜40°の角度で下向きに吹き付け、2次燃焼用酸素流量は吹錬中期から末期にかけてその流量を増加させて吹錬用酸素とは独立して制御する。
請求項(抜粋):
転炉吹錬中に、吹錬用主ランスの側壁に設けられた少なくとも1つの2次燃焼用酸素供給ノズルから湯面に向けて2次燃焼用酸素を吹き付け、転炉排ガスを転炉内で燃焼させて炉口周辺にて温度を上昇させ転炉炉口に付着した地金を除去する方法であって、2次燃焼用酸素供給ノズルの開口部と湯面間の距離を吹錬用主ランスの開口部と湯面間の距離の 2.0〜 3.0倍となるように設定し、吹錬用酸素流量に対して 7〜15%の2次燃焼用酸素を前記2次燃焼用酸素供給ノズルによって吹錬用主ランス軸に対して25°〜40°の角度で下向きに吹き付け、2次燃焼用酸素流量は吹錬中期から末期にかけてその流量を増加させて吹錬用酸素とは独立して制御することを特徴とする転炉における炉口付着地金の除去方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭61-139616
  • 2次燃焼吹錬方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-229530   出願人:株式会社神戸製鋼所
  • 特公平3-010388

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