特許
J-GLOBAL ID:200903028690534450

ランフラットタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 住友 慎太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-295956
公開番号(公開出願番号):特開2009-120023
出願日: 2007年11月14日
公開日(公表日): 2009年06月04日
要約:
【課題】大幅な質量増加を伴うことなく乗り心地及び耐久性を向上する。【解決手段】カーカス6とベルト層7と断面略三日月状のサイド補強ゴム層9とを具えるランフラットタイヤ1である。カーカス6のカーカスコードは、撚り係数Tが0.5〜0.7であるアラミド繊維からなる。カーカス6とベルト層7との間には、タイヤ軸方向にのびるインスレーションゴム11を有する。インスレーションゴム11は、トレッド中央部に配されたクラウンゴム部12と、その両外側に配されかつクラウンゴム部12とは配合が異なる一対のショルダーゴム部13とを少なくとも含む。前記クラウンゴム部12の硬さが70〜99度であり、かつ前記ショルダーゴム部13の硬さ及び損失正接tanδは、前記クラウンゴム部12の硬さ及び損失正接tanδよりも小さい。【選択図】図1
請求項(抜粋):
トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るカーカスと、トレッド部の内方かつ前記カーカスの半径方向外側に配されるベルト層と、前記サイドウォール部のカーカス内側に配された断面略三日月状のサイド補強ゴム層とを具えるランフラットタイヤであって、 前記カーカスは、タイヤ赤道に対して45〜90°の角度で配列したカーカスコードをトッピングゴムで被覆したカーカスプライからなるとともに、前記カーカスコードは、下式(1)で示される撚り係数Tが0.5〜0.7であるアラミド繊維からなり、しかも 前記カーカスと前記ベルト層との間には、タイヤ軸方向にのびるインスレーションゴムを有し、 前記インスレーションゴムは、トレッド中央部に配されたクラウンゴム部と、そのタイヤ軸方向の両外側に配されかつ前記クラウンゴム部とは配合が異なる一対のショルダーゴム部とを少なくとも含み、 前記クラウンゴム部の硬さが70〜99度であり、かつ 前記ショルダーゴム部の硬さ及び損失正接tanδは、前記クラウンゴム部の硬さ及び損失正接tanδよりも小さいことを特徴とするランフラットタイヤ。 T=N×√{(0.125×D/2)/ρ}×10-3 ...(1) ただし、Nは上撚り数(回/10cm)、Dはコードのトータル表示デシテックス(繊度)、ρはコード材料の比重である。
IPC (5件):
B60C 17/00 ,  B60C 9/00 ,  B60C 9/18 ,  B60C 9/04 ,  B60C 9/08
FI (6件):
B60C17/00 B ,  B60C9/00 D ,  B60C9/18 M ,  B60C9/18 J ,  B60C9/04 D ,  B60C9/08 M
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • ランフラットタイヤ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-106171   出願人:住友ゴム工業株式会社
  • 特許第2994989号公報
  • 空気入りタイヤ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-194957   出願人:住友ゴム工業株式会社

前のページに戻る