特許
J-GLOBAL ID:200903028776864142

圧力容器用ライナおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 日比 紀彦 ,  岸本 瑛之助 ,  渡邊 彰 ,  清末 康子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-066965
公開番号(公開出願番号):特開2007-239966
出願日: 2006年03月13日
公開日(公表日): 2007年09月20日
要約:
【課題】耐圧性の向上を図ることができるとともに、水素ガスの充填効率の低下を抑制しうる圧力容器用ライナの製造方法を提供する。【解決手段】円筒状第1ライナ構成部材10と、部分球状部12を有する第2ライナ構成部材11とからなる圧力容器用ライナを製造する方法である。第2ライナ構成部材11の内面に、接合端部から部分球状部12の突出頂部までのびる複数の凹溝15を周方向に間隔をおいて形成する。第2ライナ構成部材11の接合端部に、第1ライナ構成部材10の接合端部を内側から支持する支持部14を形成する。支持部14を第1ライナ構成部材10の接合端部内に嵌め入れて、支持部14と第1ライナ構成部材10の接合端部とを重ね継手にし、さらに第1ライナ構成部材10の接合端部の端面を第2ライナ構成部材11における支持部14よりも外側の部分の端面に当接させ、当該当接部分を摩擦攪拌接合する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
筒状の胴および胴の両端開口を閉鎖するドーム状鏡板よりなり、少なくとも一端が開口した筒状体からなりかつ胴を構成する第1ライナ構成部材と、第1ライナ構成部材の開口端部に接合されかつ鏡板を構成するドーム状部を有する第2ライナ構成部材とにより形成された圧力容器用ライナであって、 第2ライナ構成部材の接合端部の肉厚が、第1ライナ構成部材の接合端部の肉厚よりも大きくなっており、第2ライナ構成部材の接合端部が段付き形状とされることにより、第2ライナ構成部材に、第1ライナ構成部材の接合端部を内側から支持する支持部が形成され、支持部と第1ライナ構成部材の接合端部とが重ね継手とされるとともに、第1ライナ構成部材の接合端部の端面が第2ライナ構成部材における支持部よりも外側の部分の端面に当接した状態で、両ライナ構成部材が摩擦攪拌接合され、第2ライナ構成部材の内面に、接合端部からドーム状部の突出頂部までのびる複数の凹溝が、周方向に間隔をおいて形成されている圧力容器用ライナ。
IPC (4件):
F17C 1/00 ,  F17C 1/04 ,  H01M 8/06 ,  H01M 8/00
FI (5件):
F17C1/00 B ,  F17C1/00 Z ,  F17C1/04 ,  H01M8/06 R ,  H01M8/00 Z
Fターム (7件):
3E072AA01 ,  3E072BA01 ,  3E072BA04 ,  3E072CA03 ,  5H027AA02 ,  5H027BA13 ,  5H027BC14
引用特許:
出願人引用 (1件)

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