特許
J-GLOBAL ID:200903028792134340

地下構造物の構築方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-060156
公開番号(公開出願番号):特開2000-257090
出願日: 1999年03月08日
公開日(公表日): 2000年09月19日
要約:
【要約】【課題】 所定間隔を存して並行した連続地中壁間の地盤を開削工法で掘削することによってトンネル形状の長尺な地下構造物を構築する方法であって、連続地中壁間の地盤を掘削した際に、土圧や地下水圧によって連続地中壁が内方に撓み変形するのを確実に抑制しながら能率よく築造し得る方法を提供する。【解決手段】 両端が連続地中壁に連らなった横断連壁を連続地中壁の長さ方向に所定間隔毎に設けて連続地中壁間を複数の升体部に分割すると共に各升体部における対向する壁体部を外側に凸円弧状に湾曲した壁部に形成し、この湾曲壁体部によって升体部内の地盤の水中掘削後における土圧や地下水圧による連続地中壁部の撓み変形を抑制し、掘削後に横断連壁を下端から上端に向かって解体撤去しながら床スラブを順次、施工する。
請求項(抜粋):
地中に所定の幅間隔を存して互いに並行する連続地中壁を造成する際に、両端が連続地中壁の対向内壁面に連続した横断連壁を連続地中壁の長さ方向に所定間隔毎に築造することにより両側の連続地中壁と該横断連壁とによって囲まれた複数の升体部を形成すると共に、各升体部における対向する連続地中壁の長さ部分を互いに外側に凸円弧状に湾曲した壁体部に造成する第1工程と、各升体部内の地盤の少なくとも下半部を水中掘削する第2工程と、隣接する升体部の掘削底面に水中コンクリートを打設したのち、升体部内の水を排除する第3工程と、この第3工程後に上記横断連壁をその下端から上端に向かって解体撤去しながら下階層から上階層の床スラブを順次形成する第4工程とからなることを特徴とする地下構造物の構築方法。
IPC (3件):
E02D 29/045 ,  E21D 13/00 ,  E02D 5/20 102
FI (2件):
E02D 29/04 Z ,  E02D 5/20 102
Fターム (5件):
2D047AB08 ,  2D049EA01 ,  2D049EA02 ,  2D049EA09 ,  2D049GB10
引用特許:
出願人引用 (4件)
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