特許
J-GLOBAL ID:200903028820351093

PLL回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金山 敏彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-053922
公開番号(公開出願番号):特開平5-259902
出願日: 1992年03月12日
公開日(公表日): 1993年10月08日
要約:
【要約】【目的】 PLL回路において基準周波数と発振周波数の位相差に基づく誤差電圧を積分するローパスフィルタの時定数を位相差が大きい時と小さい時で切替えて、周波数切替え時の追従性と定常時の安定性を確保する。【構成】 発振周波数を基準周波数の位相と比較する位相比較器2で検出される位相差が大きいときはローパスフィルタ5を第1のコンデンサ53により短い時定数で動作させると共にスイッチ56により第2のコンデンサ54をコンデンサ53の電圧をバッファする演算増幅器55に接続することによりその電圧を第1のコンデンサ53の電圧に追従させておき、位相比較器2で検出された位相差が小さいときはスイッチ56により第2のコンデンサ54を第1のコンデンサ53に並列に接続してローパスフィルタ5を第1のコンデンサ53と第2のコンデンサ54により長い時定数で動作させる。
請求項(抜粋):
電圧により発振周波数を制御される電圧制御発振器と、基準周波数を発生する基準発振器と、前記電圧制御発振器の出力周波数を分周する分周器と、前記基準発振器の出力位相と前記分周器の出力位相を比較して誤差電圧を発生すると共に位相差に応じた制御信号を出力する位相比較器と、前記誤差電圧を積分して前記電圧制御発振器に与えるローパスフィルタ手段と、ローパスフィルターを構成する、前記第1のコンデンサの端子電圧をバッファする演算増幅器と、前記位相比較器からの制御信号に基づき第2のコンデンサを前記第1のコンデンサまたは前記演算増幅器のいずれかに接続する切替え器と、を備えることを特徴とするPLL回路。
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る