特許
J-GLOBAL ID:200903028823157492

吸収式空調装置の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-363733
公開番号(公開出願番号):特開2000-186868
出願日: 1998年12月22日
公開日(公表日): 2000年07月04日
要約:
【要約】【課題】 吸収式空調装置の暖房運転時に、運転していない室内機等の配管の冷温水流路の凍結を防止する。【解決手段】 再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器、吸収液ポンプからなる吸収サイクルにより冷房運転をし、暖房運転時に冷暖切替え弁を開弁して暖房吸収液流路により再生器から蒸発器へ加熱した吸収液を供給する吸収式熱源機101と、室内機RUの空調熱交換器44とを冷温水ポンプP3を有する冷温水流路46で接続した吸収式空調装置において、暖房運転中に外気温度が低い場合に、室内機RU、床暖房パネルへの開閉弁を開弁する。室内機RUに冷温水入口サーミスタ49を設け、冷温水温度が33°C以上に上がった場合に閉弁する。運転していない端末にも、加熱された冷温水が循環するため、配管の凍結防止ができる。
請求項(抜粋):
冷媒を含む吸収液を加熱手段により加熱して吸収液から冷媒蒸気を分離させる再生器と、該再生器によって分離した前記冷媒蒸気を冷却して凝縮させる凝縮器と、該凝縮器で生じた冷媒液を低圧下で蒸発させる蒸発器と、前記再生器で前記冷媒蒸気が分離された吸収液に、前記蒸発器で蒸発した冷媒蒸気を吸収させる吸収器と、前記吸収器から前記再生器へ吸収液を戻すための吸収液ポンプとから吸収サイクルを形成するとともに、冷暖切替え弁を備えた暖房用吸収液流路により前記再生器と前記蒸発器とを接続し、前記冷暖切替え弁の閉弁時には、前記吸収サイクルの作動により前記蒸発器を冷却源とするとともに、前記冷暖切替え弁の開弁時には、前記再生器で加熱された吸収液を前記蒸発器へ供給して加熱源とする吸収式熱源機と、冷温水を遮断する開閉弁をそれぞれ備えた任意の台数の空調用熱交換器及び床暖房パネルを前記蒸発器内に配した熱交換用配管に対して並列接続可能に設け、前記熱交換用配管で加熱又は冷却された冷温水を冷温水ポンプによって前記空調用熱交換器及び前記床暖房パネルに循環させる冷温水循環回路と、冷房運転時には前記冷暖切替え弁を閉弁制御し、暖房運転時には前記冷暖切替え弁を開弁制御することによって、冷房運転と暖房運転との切替えや運転開始・停止を制御する運転制御手段を具備する吸収式空調装置の制御装置において、前記運転制御手段により暖房運転が行われているとき外気温度を検知する外気温度検知手段と、前記外気温度検知手段によって検知される外気温度が所定温度以下の場合に、暖房運転していない空調用熱交換器又は床暖房パネルに備えられた前記開閉弁を開弁制御する冷温水凍結防止手段とを具備することを特徴とする吸収式空調装置の制御装置。
IPC (3件):
F25B 15/00 306 ,  F24D 3/00 ,  F24F 5/00 101
FI (3件):
F25B 15/00 306 Z ,  F24D 3/00 W ,  F24F 5/00 101 Z
Fターム (26件):
3L054BF04 ,  3L054BF08 ,  3L070AA02 ,  3L070BB14 ,  3L070DD02 ,  3L070DE07 ,  3L070DF03 ,  3L070DG06 ,  3L070DG10 ,  3L093AA05 ,  3L093BB01 ,  3L093BB11 ,  3L093BB21 ,  3L093BB22 ,  3L093BB29 ,  3L093BB33 ,  3L093BB42 ,  3L093CC03 ,  3L093DD10 ,  3L093EE00 ,  3L093GG02 ,  3L093GG05 ,  3L093HH19 ,  3L093JJ04 ,  3L093KK05 ,  3L093LL03
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 吸収式空調装置の制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-050524   出願人:リンナイ株式会社, 大阪瓦斯株式会社
  • 空気調和システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-019100   出願人:矢崎総業株式会社

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