特許
J-GLOBAL ID:200903028858445253

内燃機関のシリンダヘッドの冷却構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 望 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-148335
公開番号(公開出願番号):特開2002-339799
出願日: 2001年05月17日
公開日(公表日): 2002年11月27日
要約:
【要約】【課題】 熱負荷が高い排気弁口側ポート壁部に冷却水を向ける偏向リブを有する内燃機関の冷却水ジャケットにおいて、偏向リブによる冷却水の淀みの発生領域を減少させて、冷却効果の向上を図る。【解決手段】 シリンダヘッド2に形成される冷却水ジャケット12内には、水流を排気弁口側ポート壁部48aに向ける偏向リブが底壁45から上方に突出して設けられる。水流の一部を排気弁口側ポート壁部48aに偏向させる偏向リブ53,54は、吸気弁口側ポート壁部47aから延びて形成され、排気弁口側ポート壁部48aと偏向リブ53,54との間において、冷却水が排気弁口側ポート壁部48aの壁面を流れるようにする間隙55を残して形成される。これにより、間隙55が形成される部分で、排気弁口側ポート壁部48aの壁面上に冷却水の淀みが発生しない。
請求項(抜粋):
シリンダとクランク軸を備える内燃機関であって、冷却水が流通する冷却水ジャケットが、燃焼室の室壁を形成する底壁と、吸気弁により開閉される吸気弁口を有する吸気ポートを形成する吸気ポート壁と、排気弁により開閉される排気弁口を有する排気ポートを形成する排気ポート壁とを含むシリンダヘッドの壁により形成され、前記冷却水ジャケット内で、吸気弁口側ポート壁部と、該吸気弁口側ポート壁部よりも水流の下流に位置する排気弁口側ポート壁部との間には、水流を前記排気弁口側ポート壁部に向ける偏向リブが前記底壁から上方に突出して設けられる内燃機関のシリンダヘッドの冷却構造において、前記吸気弁口側ポート壁部と前記排気弁口側ポート壁部との間でシリンダヘッド中心線方向に流れる水流の一部を、前記排気弁口側ポート壁部に偏向させる前記偏向リブは、前記吸気弁口側ポート壁部および前記排気弁口側ポート壁部の少なくとも一方のポート壁部と該偏向リブとの間において、または前記吸気弁口側ポート壁部および前記排気弁口側ポート壁部から延びると共にその中間において、冷却水が前記底壁の壁面または前記吸気弁口側ポート壁部の壁面または前記排気弁口側ポート壁部の壁面を流れるようにする間隙を残して形成されることを特徴とする内燃機関のシリンダヘッドの冷却構造。
IPC (3件):
F02F 1/36 ,  F01P 3/02 ,  F02F 1/40
FI (4件):
F02F 1/36 C ,  F01P 3/02 F ,  F01P 3/02 G ,  F02F 1/40 A
Fターム (18件):
3G024AA02 ,  3G024AA05 ,  3G024AA06 ,  3G024AA09 ,  3G024AA11 ,  3G024AA14 ,  3G024AA15 ,  3G024AA16 ,  3G024AA72 ,  3G024AA73 ,  3G024BA05 ,  3G024CA05 ,  3G024CA08 ,  3G024CA13 ,  3G024DA03 ,  3G024DA08 ,  3G024DA17 ,  3G024FA00
引用特許:
審査官引用 (2件)

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