特許
J-GLOBAL ID:200903028939059706

改変G蛋白質を発現する酵母細胞及びそれらの利用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-515008
公開番号(公開出願番号):特表2001-519157
出願日: 1998年10月07日
公開日(公表日): 2001年10月23日
要約:
【要約】本発明は、異種性G蛋白質共役型レセプターの発現に有用な新規な酵母細胞に関係する。本発明の酵母細胞は、G蛋白質共役型レセプターのモジュレーターをスクリーンするのに用いることのできるスクリーニングアッセイにおいて用いることができる。特に、この発明は、異種性G蛋白質共役型レセプターと変異型及び/又はキメラのG蛋白質サブユニット分子(これらは、この異種性レセプターを酵母細胞のフェロモンシグナリング経路に機能的に統合するように働く)を発現する新規な酵母細胞を提供する。この発明は又、酵母α因子リーダー配列を用いて酵母細胞膜中に機能的に統合された異種性G蛋白質共役型レセプターの発現をも提供する。これらの主題の酵母細胞を用いる薬物発見用アッセイも又、提供する。
請求項(抜粋):
キメラG蛋白質サブユニットの発現が異種性GPCRを酵母細胞のフェロモン応答経路に機能的に統合するように下記を含み且つ該異種性GPCRのシグナル変換活性の細胞外シグナルによる調節が検出可能なシグナルを与える組換え酵母細胞: 当該酵母細胞の細胞膜中で、レセプターを介するシグナル変換活性がそのレセプターの細胞外領域と細胞外シグナルとの相互作用により調節されるように発現された異種性G蛋白質共役型レセプター(GPCR)(該異種性GPCRは、この酵母細胞のフェロモン応答経路において内因性酵母フェロモンレセプターの代用物として作用する);及び 下記よりなる群から選択するキメラG蛋白質サブユニット: 野生型配列と比べて少なくとも一つのアミノ酸置換が導入された異種性G蛋白質サブユニットに由来する配列を含む非天然G蛋白質サブユニット; 異種性Gγサブユニットのポリペプチドに操作可能に結合された内因性STE18サブユニット; 少なくとも最後の4つのC末端アミノ酸が異種性G蛋白質サブユニットの少なくとも最後の4つのC末端アミノ酸で置換された内因性酵母Gpa1サブユニット;及び 少なくとも最後の4つのC末端アミノ酸が第一の異種性G蛋白質サブユニットの少なくとも最後の4つのC末端アミノ酸で置換され且つN末端が第二の異種性G蛋白質サブユニットの少なくとも最初の5つのN末端アミノ酸に操作可能に結合されている内因性酵母Gpa1サブユニット(ここに、該第一及び第二の異種性G蛋白質サブユニットは、同じであるか又は異なるものである)。
IPC (7件):
C12N 15/09 ZNA ,  C07K 14/395 ,  C07K 14/47 ,  C12N 1/19 ,  C12Q 1/02 ,  C12Q 1/68 ,  G01N 33/50
FI (7件):
C07K 14/395 ,  C07K 14/47 ,  C12N 1/19 ,  C12Q 1/02 ,  C12Q 1/68 ,  G01N 33/50 ,  C12N 15/00 ZNA A
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
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