特許
J-GLOBAL ID:200903028961849117

スイング圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-250555
公開番号(公開出願番号):特開平9-088855
出願日: 1995年09月28日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【課題】 ロータリーピストンの外周面及び端面とこれらに対向する部材面との間の隙間を無くし、洩れ損失を抑制して性能の向上を図ると共に、加工精度及び部品寸法管理を緩やかにしてコストダウン化及び組立作業性の向上を図る。【解決手段】 シリンダ(12)の軸方向両側にそのシリンダ室(11)を閉鎖するサイドハウジング(13),(14)を配置する。シリンダ室内に、駆動軸(3)の偏心軸部(3a)に回転自在に嵌合するロータリーピストン(15)を配置する。ロータリーピストンに設けたブレードによりシリンダ室を低圧室と高圧室とに区画する。シリンダの穴内に配置した揺動ブッシュによりブレードの先端側を揺動自在にかつ進退自在に支持する。ロータリーピストンの外周面及び上下両端面にフッ素系樹脂やリン酸マンガン等自己潤滑性を有する延性材料からなるコーティング層(41)を形成する。この層は圧縮機組立後のなじみ運転で各部位で対向する部材面と接触する。
請求項(抜粋):
吸入口(21)及び吐出口(22)が開口するシリンダ室(11)を有するシリンダ(12)と、該シリンダ(12)の軸方向両側にシリンダ室(11)を閉鎖するように配置されたサイドハウジング(13),(14)と、駆動軸(3)の偏心軸部(3a)に回転自在に嵌合され、上記シリンダ室(11)内に配置されたロータリーピストン(15)と、該ロータリーピストン(15)に一体的に設けられ、上記シリンダ室(11)を吸入口(21)に通じる低圧室(33)と吐出口(22)に通じる高圧室(34)とに区画するブレード(31)と、上記シリンダ(12)にそのシリンダ室(11)に臨んで形成された穴(25)内に揺動自在に設けられ、上記ブレード(31)の先端側を揺動自在にかつ進退自在に支持する揺動ブッシュ(32)とを備えたスイング圧縮機において、上記ロータリーピストン(15)の外周面及び端面、又はこれらの面に対向するシリンダ室(11)の外周壁及びサイドハウジング(13),(14)のシリンダ室側側面には延性材料からなるコーティング層(41)が形成され、該コーティング層(41)は、圧縮機組立後のなじみ運転で各部位で対向する部材面と接触するように設けられていることを特徴とするスイング圧縮機。
IPC (2件):
F04C 21/00 ,  F04C 29/00
FI (3件):
F04C 21/00 ,  F04C 29/00 D ,  F04C 29/00 U
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • ロータリー圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-252750   出願人:ダイキン工業株式会社
  • 特開昭57-049084
  • 特開昭57-049092
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