特許
J-GLOBAL ID:200903028965931101

公開鍵暗号方式で用いる暗号化鍵の安全性の検査依頼・検査結果返答方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-256142
公開番号(公開出願番号):特開2001-051595
出願日: 1999年08月06日
公開日(公表日): 2001年02月23日
要約:
【要約】【課題】 公開鍵暗号方式で用いる暗号鍵の管理者が公開鍵の安全性(公開鍵から秘密鍵が容易に算出できない度合い)の検査を検査センタに依頼し検査センタが検査結果を検査依頼者に返答するシステムにおいて、不正な依頼、検査結果の盗聴、依頼事実の否認、返答事実の否認、検査結果返答に関する疑義などのトラブルを防ぐ。【解決手段】 検査依頼者が共通鍵を用いて検査依頼文の一部を暗号化して検査センタに送る。検査結果返答情報は、被検査鍵が解読されたか否かの情報に止め算出できた復号鍵は検査依頼者にも知らせない。検査依頼者と検査センタ間の検査依頼文/検査結果文には、それらの発信者がストリーム暗号の乱数発生器で生成した乱数を付加して相手方に送信する。等々。
請求項(抜粋):
【請求項 1】 公開鍵暗号方式で用いる暗号化鍵の管理者がその暗号化鍵を検査センタに配送して同暗号化鍵の安全性の検査を依頼し前記検査センタが前記暗号化鍵の安全性を検査してその検査結果を前記暗号化鍵の管理者に返答するシステムにおいて、暗号化鍵の管理者であるべき検査依頼者は、同検査依頼者と検査センタの間の共通鍵暗号方式の共通鍵を乱数発生器のレジスタ初期値として生成された乱数を検査依頼ディジタル文に加算して前記検査センタに送信すると共に同検査依頼者のみが知る秘密鍵を乱数発生器のレジスタ初期値として生成された乱数と、前記秘密鍵を乱数発生器のレジスタ初期値として生成される乱数の先頭から前記検査センタの指定するビット数の乱数を破棄してそれ以降に生成される乱数を前記検査センタに送信し、前記検査センタは、前記3種の乱数を保存し、これらの乱数から検査依頼者の個別識別と、同検査依頼者からの検査依頼事実の立証を行うことを特徴とする公開鍵暗号方式で用いる暗号化鍵の安全性の検査依頼・検査結果返答方法。【請求項 2】 公開鍵暗号方式で用いる暗号化鍵の管理者がその暗号化鍵を検査センタに配送して同暗号化鍵の安全性の検査を依頼し前記検査センタが前記暗号化鍵の安全性を検査してその検査結果を前記暗号化鍵の管理者に返答するシステムにおいて、暗号化鍵の管理者であるべき検査依頼者は、同検査依頼者によって予め決められた形式の文の一部に乱数を混在させた文を被検査鍵であるところの暗号化鍵で暗号化して検査センタに送信し、同検査センタは、前記送信された暗号文を解読してその復号文を前記検査依頼者に提示し、前記復号文と前記形式の文が合致することを前記検査依頼者が確認することにより、前記検査依頼者が、前記検査センタによって前記被検査鍵に対応する復号鍵が算出されたことを認識することを特徴とする公開鍵暗号方式で用いる暗号化鍵の安全性の検査依頼・検査結果返答方法。【請求項 3】 公開鍵暗号方式で用いる暗号化鍵の管理者がその暗号化鍵を検査センタに配送して同暗号化鍵の安全性の検査を依頼し前記検査センタが前記暗号化鍵の安全性を検査してその検査結果を前記暗号化鍵の管理者に返答するシステムにおいて、検査センタは、同検査センタのみが知る秘密鍵を乱数発生器のレジスタ初期値として生成された乱数と、前記秘密鍵を乱数発生器のレジスタ初期値として生成される乱数の先頭から前記検査依頼者の指定するビット数の乱数を破棄してそれ以降に生成される乱数とを前記検査依頼者に送信し、前記検査依頼者は、前記の各乱数を保存し、これらの乱数から前記検査センタによる前記検査依頼者への検査結果通知事実の立証を行うことを特徴とする公開鍵暗号方式で用いる暗号化鍵の安全性の検査依頼・検査結果返答方法。
Fターム (9件):
5J104AA09 ,  5J104JA03 ,  5J104JA21 ,  5J104LA06 ,  5J104NA02 ,  5J104NA04 ,  5J104NA05 ,  5J104NA12 ,  5J104NA22
引用特許:
出願人引用 (7件)
全件表示
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る