特許
J-GLOBAL ID:200903028979609024

ステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人プロスペック特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-017427
公開番号(公開出願番号):特開2009-179080
出願日: 2008年01月29日
公開日(公表日): 2009年08月13日
要約:
【課題】 コラム支持部材からの外方への張り出し部位が小さく、組付け性が良好であるステアリング装置を提供すること。【解決手段】 チルトガイドピン71の頭部71bの外周をチルトガイドスライダ72の第1凹部721aおよび第2凹部722aに係合させ、チルトガイドスライダ72をアッパーブラケット30の側壁部32のガイド孔32a内に配置し、さらにガタを除去するための皿バネ73をチルトガイドスライダ72と取付用筒状部424との間の隙間に配設した構造とした。これにより、チルトガイドピン71の頭部71bや皿バネ73がアッパーブラケット30の側壁部32よりも外方に大きく張り出す部分を減少することができる。したがって、張り出し部分に取付用工具が干渉することを防止でき、組付け性(車両搭載性)が良好なステアリング装置とすることができる。【選択図】 図9
請求項(抜粋):
操舵ハンドルに連結されたステアリングシャフトと、前記ステアリングシャフトを収容する円筒状のチューブ部材とを有し、車体側の部材に傾動可能に取付けられたステアリングコラムと、 前記チューブ部材の外周側から前記チューブ部材に連結する連結軸部およびこの連結軸部の外端側に形成された頭部を備えた連結部材と、 前記頭部の外周に係合するガイド部材と、 車体側の部材に組み付けられ、前記チューブ部材の側方に配置し且つ長孔が形成された側壁部を有し、前記ステアリングコラムの傾動に伴って前記長孔内を前記ガイド部材が摺接して移動することにより前記ステアリングコラムの傾動を許容するように前記ステアリングコラムを支持するコラム支持部材と、 前記ガイド部材と前記チューブ部材との隙間に配設される弾性体と、を備えるステアリング装置であって、 前記長孔を形成する壁面のうち長手方向に形成される壁面である長孔側面は、前記側壁部の外方面から内方面に向かうにつれて前記長孔の幅が大きくなるように前記長孔の長手方向に平行であって深さ方向に傾斜して形成され、前記側壁部の内方面側に開口した傾斜面を有し、 前記ガイド部材は、前記長孔内に配置され、前記長孔の幅方向に離間可能な一対のガイド片からなり、 前記一対のガイド片は、係合している係合状態であるときに前記頭部の外周の径より小さい径を有する貫通孔を形成するとともに離間している離間状態であるときに前記頭部の外周が係合する凹部と、前記傾斜面に対面し前記傾斜面に係合するように前記長孔の長手方向に平行であって深さ方向に傾斜して形成された係合面とをそれぞれ有することを特徴とする、ステアリング装置。
IPC (1件):
B62D 1/18
FI (1件):
B62D1/18
Fターム (3件):
3D030DD02 ,  3D030DD13 ,  3D030DD63
引用特許:
出願人引用 (1件)

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