特許
J-GLOBAL ID:200903029003822579

複数のスイッチング電源装置を並列接続した直流電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 則次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-029791
公開番号(公開出願番号):特開平6-225530
出願日: 1993年01月26日
公開日(公表日): 1994年08月12日
要約:
【要約】【目的】 複数のスイッチングレギュレータの並列運転時において、負荷電流の大きい時には電流のバランスを良好に保ち、負荷電流の小さい時には定電圧性を保つ。【構成】 並列接続された2台のスイッチングレギュレータ3、4はそれぞれ、トランス6a、6bの1次巻線14a、14bに直列に接続されたFET7a、7bを有する。共通の出力電圧検出回路5の出力に応答する電圧制御回路10a、10bを設ける。電流検出抵抗8a、8bに応答する電流制御回路11a、11bを設ける。負荷電流の小さい時には電圧制御回路10a、10bの出力でFET7a、7bを制御する。負荷電流の大きい時には電流制御回路11a、11bの出力でFET7a、7bを制御する。負荷電流の大小を出力電圧に基づいて判定し、電圧制御回路10a、10bと電流制御回路11a、11bを選択的に動作させる。
請求項(抜粋):
複数台のスイッチング電源装置を並列接続して共通の負荷に電力を供給する直流電源装置において、前記複数台のスイッチング電源装置が、直流電源にトランスの1次巻線を介して接続されたスイッチング素子と、前記トランスの2次巻線と前記負荷との間に接続された出力整流平滑回路と、前記負荷の電圧に基づいて前記負荷の電圧を一定値にするためのPWMパルスを形成して前記スイッチング素子をオン・オフ制御する電圧制御回路と、前記スイッチング素子の電流を検出するための電流検出器と、前記電流検出器から得られた電流検出信号と参照信号とに基づいて前記電流検出信号を前記参照信号のレベルに制限するように電流制御パルスを形成して前記スイッチング素子をオン・オフ制御する電流制御回路とをそれぞれ有し、前記負荷の電流が小さい領域では前記電圧制御回路の前記PWMパルスによって前記スイッチング素子をオン・オフ制御し、前記負荷の電流が大きい時には前記電流制御回路の前記電流制御パルスによって前記スイッチング素子をオン・オフ制御するように構成されていることを特徴とする直流電源装置。
IPC (3件):
H02M 3/28 ,  G05F 1/00 ,  H02J 1/10
引用特許:
審査官引用 (3件)

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