特許
J-GLOBAL ID:200903029006827253

ブレーキ倍力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神崎 真一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-331240
公開番号(公開出願番号):特開2002-240702
出願日: 2001年10月29日
公開日(公表日): 2002年08月28日
要約:
【要約】【解決手段】 バルブボディ3に第1真空弁座17を形成するとともに、バルブボディ3に摺動自在に設けた筒状部材21に第2真空弁座18を形成している。また筒状部材21と弁プランジャ14との間にレバー部材41を設け、弁プランジャ14がバルブボディ3に対して所定ストローク以上ストロークすると、レバー部材41が回動して筒状部材21がバルブボディ3に対してリヤ側に後退するようにしている。ブレーキペダルが急激に踏み込まれると、レバー部材41が回動して係合凸部41fがバルブボディ3の係合凹部44に係合して、筒状部材21をバルブボディ3に対してリヤ側に後退した位置に保持する。これにより、大気弁33が通常作動より大きく開弁し、迅速に大きな出力を得ることができる。【効果】 ブレーキペダルの急激な踏み込み作動に即応してブレーキ倍力装置1の出力を迅速に増大させることができる。
請求項(抜粋):
シェル内に摺動自在に設けたバルブボディと、このバルブボディに設けたパワーピストンと、上記シェル内における上記パワーピストンのフロント側に形成した定圧室およびリヤ側に形成した変圧室と、上記バルブボディの内部に設けられて上記変圧室への流体の給排を切り換え制御する弁機構と、この弁機構を作動させる入力軸とを備え、上記弁機構は、上記入力軸に接続されて大気弁座を有する弁プランジャと、上記バルブボディの内部に設けた真空弁座と、上記大気弁座および真空弁座に着座可能な弁体とを備えたブレーキ倍力装置において、上記バルブボディに筒状部材を摺動自在に設けて、この筒状部材に上記真空弁座を形成し、上記入力軸が非作動位置から上記バルブボディに対して所定ストローク前進したときに、上記筒状部材を上記バルブボディに対して後退させて、上記真空弁座を上記弁体に着座させるとともに、上記筒状部材を上記バルブボディに対して所定ストローク後退させた位置に保持する保持手段を設け、さらに、上記入力軸が非作動位置に戻ったときに、上記保持手段による上記筒状部材の保持状態を解除して上記筒状部材を非作動位置に復帰させる解除手段を設けたことを特徴とするブレーキ倍力装置。
Fターム (8件):
3D048BB21 ,  3D048BB34 ,  3D048BB38 ,  3D048CC26 ,  3D048EE10 ,  3D048EE15 ,  3D048EE16 ,  3D048QQ08
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 負圧倍力装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-130784   出願人:自動車機器株式会社
審査官引用 (1件)
  • 負圧倍力装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-130784   出願人:自動車機器株式会社

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