特許
J-GLOBAL ID:200903029023573265

液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 邦夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-148128
公開番号(公開出願番号):特開平8-015695
出願日: 1994年06月29日
公開日(公表日): 1996年01月19日
要約:
【要約】【目的】着色やコントラスト低下を軽減でき、またギャップコントロールを容易に行い得る液晶表示装置を提供する。【構成】STNモードの液晶表示パネル100の下面と偏光板101との間に位相差板105を配し、その上面と偏光板102との間に位相差板106を配する。位相差板105,106のリタデーションΔnd(RF)および遅相軸を、パネル100の液晶層の光学的特性がねじり角が90 ゚のTN効果を利用した液晶層の光学的特性(旋光性、複屈折性)に近づくように設定する。位相差板105,106によって旋光性や複屈折性が打ち消され、液晶層の光学的特性はねじり角が90 ゚のTN効果を利用した液晶層の光学的特性に近づくため、複屈折性で生じる波長依存性を抑制して着色を防止でき、また黒透過率が下がること等から高コントラストが可能となる。ノーマリーホワイトモードが基本であるため、ギャップコントロールが容易となる。
請求項(抜粋):
超ねじれネマティック効果を利用する液晶表示パネルの第1、第2の面側にそれぞれ互いに偏光面が直交する第1、第2の偏光板を配し、上記液晶表示パネルの第1の面と上記第1の偏光板との間に第1の位相差板を配すると共に上記表示パネルの第2の面と上記第2の偏光板との間に第2の位相差板を配し、上記第1、第2の位相差板の遅相軸をそれぞれ上記液晶表示パネルの第1、第2の面側の液晶の配向方向とほぼ直交する方向とし、上記液晶表示パネルの液晶層のリタデーションを△nd(LC)、ねじり角をT度とするとき、上記第1、第2の位相差板のリタデーションΔnd(RF)を、それぞれΔnd(RF)≦Δnd(LC)・(T/90-1)/2の式を満足するように設定することを特徴とする液晶表示装置。
IPC (4件):
G02F 1/1335 510 ,  G02B 5/30 ,  G02F 1/133 ,  G02F 1/1333
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平2-253230
  • 透過型液晶表示装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-177980   出願人:株式会社日立製作所, 日立デバイスエンジニアリング株式会社
  • 液晶電気光学装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-206583   出願人:株式会社半導体エネルギー研究所
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