特許
J-GLOBAL ID:200903029061406712

破砕装置の歯先隙間調整装置及びその調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-248894
公開番号(公開出願番号):特開2001-070810
出願日: 1999年09月02日
公開日(公表日): 2001年03月21日
要約:
【要約】【課題】 ジョークラッシャーを有する破砕装置の歯先隙間調整において、演算簡単化、調整容易化、高精度化を図る。また、歯先隙間の設定変更を容易化する。さらに、過負荷による装置破損を未然に防止する。【解決手段】 固定歯(4) と揺動自在とされた動歯(5) とにより断面V字形の破砕室(6)を形成し、かつ動歯(5) を取着したジョー(16)の上端部を偏心運動可能に軸支し、下部を、移動自在とされたトグルプレート(10)の一端を基点とした他端の円弧運動により運動自在に拘束してなるジョークラッシャー(2) を有し、トグルプレート(10)を介してジョー(16)を移動させて、固定歯(4) と動歯(5) 間の歯先隙間を調整する破砕装置の歯先隙間調整装置において、固定歯(4) と動歯(5) との接触の検出手段(28)と、トグルプレート(10)の動作支点(12)位置の検出手段(22)と、前記接触時の動作支点(12)位置を基準として歯先隙間値を算出し、歯先隙間調整時に前記算出した歯先隙間値を出力する制御装置(30)とを備える。
請求項(抜粋):
フレーム(3) に設けた固定歯(4) とこの固定歯(4) に向かい合って揺動自在とされた動歯(5) とにより断面V字形の破砕室(6)を形成し、かつ動歯(5) を取着したジョー(16)の上端部を偏心軸(7) により偏心運動可能に軸支し、その下部を、駆動手段(20)によって移動自在とされたトグルブロック(13)に一端が取着されたトグルプレート(10)の前記一端を基点とした他端の円弧運動により運動自在に拘束してなるジョークラッシャー(2) を有し、駆動手段(20)によりトグルブロック(13)及びトグルプレート(10)を介してジョー(16)の下部を移動させて、固定歯(4) の下端部(4a)と動歯(5) の下端部(5a)との間の歯先隙間を調整する破砕装置の歯先隙間調整装置において、固定歯(4) の下端部(4a)と動歯(5) の下端部(5a)との接触を検出する接触検出手段(28)と、トグルプレート(10)の円弧運動の基点をなす一端側の動作支点(12)の位置を検出する位置検出手段(22)と、接触検出手段(28)及び位置検出手段(22)からの検出信号を入力し、前記接触が検出されたときの動作支点(12)の位置を基準として固定歯(4) と動歯(5) とトグルプレート(10)と動作支点(12)の位置との幾何学的な関係に基づいて動作支点(12)の位置に対応する歯先隙間を算出し、歯先隙間調整時に前記算出した歯先隙間値を出力する制御装置(30)とを備えたことを特徴とする破砕装置の歯先隙間調整装置。
IPC (2件):
B02C 1/02 ,  B02C 1/04
FI (2件):
B02C 1/02 B ,  B02C 1/04
Fターム (10件):
4D063AA09 ,  4D063AA18 ,  4D063GA07 ,  4D063GC01 ,  4D063GC08 ,  4D063GC21 ,  4D063GC29 ,  4D063GC40 ,  4D063GD01 ,  4D063GD11
引用特許:
審査官引用 (3件)

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