特許
J-GLOBAL ID:200903029103022448

分析装置の処理量を高める方法、分析装置のチップの使用方法及び分析装置の分配ステーション

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-058348
公開番号(公開出願番号):特開平10-311793
出願日: 1998年03月10日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】患者試料液を吸引しその後スライド型試験要素の上に分配するのに用いられる先端部において、患者試料の質及び/又はアナライトを検出するための装置及び方法。分光測光的分析を、液体を先端部に存在させたまま、光を通さない閉鎖容器内でその先端部をNIR及び隣接可視輻射線で走査し、その液体の吸収スペクトルを検出することによって行う。その後又はその前に、液体を乾式スライド型試験要素の上に分配し、分光測光的には検定されないアナライトのアッセイを行うことにより、処理量が向上する。一次患者収集容器において液体の走査を行う場合と比べ、必要な液量が少なくなり、ラベルを通した検出も必要なくなる。
請求項(抜粋):
分配ステーションと、患者試料中の標的物質を検出するための少なくとも一つの試験ステーションとを含んで成る臨床用分析装置の処理量を改良する方法であって、前記分配ステーションは、アスピレータープローブと、前記プローブに取り付けられた先端部であって、一次収集容器から生物学的液体を収集し且つその収集した液体の少なくとも一部を試験要素の上又は中に分配するための先端部と、前記プローブ及び前記先端部の内部に分圧又は部分真空を発生させるための手段とを含んで成り、そして前記方法は、(a) 前記プローブに取り付けられた先端部の一つに生物学的液体を吸引する工程;(b) 前記液体が前記先端部の内部に存在し且つ前記先端部が前記プローブ上にある間、前記先端部を通して近赤外及び隣接可視輻射線波長の光を透過させることにより前記液体中の一種又は二種以上の標的物質を検出し且つ、その前記先端部を透過した光の部分を、前記透過光と前記液体中の一種又は二種以上の標的物質の濃度とを相関させることにより分光測光的に分析する工程;(c) 前記先端部から前記液体の一部を試験要素の上に分配する工程; 並びに(d) 前記試験ステーションにおいて、液体を含む試験要素を、前記一種又は二種以上の標的物質とは別の標的物質について試験する工程、を含んで成り、前記一種又は二種以上の標的物質を前記試験ステーションにおいて試験するために要する時間が必要でなくなるために処理量が高められる方法。
IPC (6件):
G01N 21/35 ,  G01N 33/483 ,  G01N 35/02 ,  G01N 35/04 ,  G01N 35/10 ,  G01N 21/75
FI (6件):
G01N 21/35 Z ,  G01N 33/483 C ,  G01N 35/02 G ,  G01N 35/04 A ,  G01N 21/75 Z ,  G01N 35/06 A
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開昭60-165535
  • 乾式分析要素用アナライザー
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-234774   出願人:富士写真フイルム株式会社
  • 特表平6-503882
全件表示

前のページに戻る