特許
J-GLOBAL ID:200903029116005860

超臨界水酸化反応装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-158031
公開番号(公開出願番号):特開平10-328699
出願日: 1997年05月30日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】超臨界水酸化反応装置による含水有機廃棄物を効率的に酸化分解して処理能力の増大と、処理効率の向上を実現する。【解決手段】 含水有機廃棄物原料に酸化剤を供給して超臨界水の条件下で反応させる反応器と、この反応器の前段と後段の間で熱媒体を循環させて原料の予熱、冷却をなす循環経路を備えた超臨界水酸化反応装置である。含水有機廃棄物原料および酸化剤の送給手段を設け、当該送給手段により原料が供給される反応器における予熱部と冷却部間の反応ゾーンにて反応器を囲繞して冷却熱媒体を通流させる熱交換器を設ける。この熱交換器により反応器出口温度を上限温度以下に保持させるように温度制御する。熱交換器には流量調整バルブを接続し、反応器外周を通流する冷却熱媒体の流速を制御して含水有機廃棄物原料の濃度偏在による反応熱の変動を均等にする。熱交換器に冷却熱媒体を通流経路にエネルギ回収手段を設けるようにしてもよい。
請求項(抜粋):
含水有機廃棄物原料に酸化剤を供給して超臨界水の条件下で反応させる反応器と、この反応器の前段と後段の間で熱媒体を循環させて原料の予熱、冷却をなす循環経路を備えた超臨界水酸化反応装置において、含水有機廃棄物原料および酸化剤の送給手段と、当該送給手段により原料が供給される反応器における予熱部と冷却部間の反応ゾーンにて反応器を囲繞して冷却熱媒体を通流させる熱交換器を設けることによって、高濃度(高発熱量)の含水有機廃棄物においても当該熱交換器により反応器出口温度を上限温度以下に保持させてなるとともに、前記熱交換器には流量調整バルブを設け、反応器外周を通流する冷却熱媒体の流速を制御して含水有機廃棄物原料の濃度偏在による反応熱分布を均等に制御することを特徴とする超臨界水酸化反応装置。
IPC (3件):
C02F 11/08 ZAB ,  B09B 3/00 ,  C02F 1/74 101
FI (3件):
C02F 11/08 ZAB ,  C02F 1/74 101 ,  B09B 3/00 303 M
引用特許:
審査官引用 (3件)

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