特許
J-GLOBAL ID:200903029120253950

高周波抑圧回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-009088
公開番号(公開出願番号):特開平11-205007
出願日: 1998年01月20日
公開日(公表日): 1999年07月30日
要約:
【要約】【課題】 基本波および3次高調波を抑圧するとともに、2倍波に対し影響を与えない小型な高周波抑圧回路を提供する。【解決手段】 高周波抑圧回路は、入出力の二端子を結ぶ高周波伝送線路3と、高周波伝送線路3上の一点に一端が接続された、所定特性の高周波伝送線路4およびこの高周波伝送線路3の他端に一端が接続され、他端が接地されたキャパシタ5よりなる回路と、高周波伝送線路3と高周波伝送線路4との接続点に一端が接続された、所定特性の高周波伝送線路6およびこの高周波伝送線路6の他端に一端が接続され他端が接地されたキャパシタ7とにより構成される。
請求項(抜粋):
入出力の二端子を結ぶ第一の高周波伝送線路と、前記第一の高周波伝送線路上の一点に一端が接続された、特性インピーダンスZ<SB>1</SB>、 周波数f<SB>0</SB>における電気長がθ<SB>1</SB>なる第二の高周波伝送線路と、前記第二の高周波伝送線路の他端に一端が接続され、他端が接地された第一のキャパシタと、前記第一の高周波伝送線路と第二の高周波伝送線路との接続点もしくはその近傍に一端が接続された、特性インピーダンスZ<SB>2</SB>、周波数f<SB>0</SB>における電気長がθ<SB></SB><SB>2</SB>(ただし0<θ<SB>2</SB><π/6)なる第三の高周波伝送線路と、前記第三の高周波伝送線路の他端に一端が接続され、他端が接地された第二のキャパシタとを備えた高周波抑圧回路であって、前記第二の高周波伝送線路の周波数f<SB>0</SB>における電気長θ<SB>1</SB>がθ<SB>1</SB>=tan<SP>-1</SP>(((αβ+((αβ)<SP>2</SP>+4)<SP>(1/2)</SP>)/2)<SP>(1/3)</SP>+((αβ-((αβ)<SP>2</SP>+4)<SP>(1/2)</SP>)/2)<SP>(1/3)</SP>)ただし、α=Z<SB>2</SB>/Z<SB>1</SB>β=(3tan<SP>5</SP>θ<SB>2</SB>+5tanθ<SB>2</SB>)/(5tan<SP>2</SP>θ<SB>2</SB>+1)である理想値を中心とする所定誤差の範囲内で、かつ、(0<θ<SB>1</SB><π/2)なる範囲の実数値であり、前記第一のキャパシタの容量値C<SB>1</SB>が、前記第二の高周波伝送線路の周波数f<SB>0</SB>における前記電気長の理想値θ<SB>1</SB>に対し、C<SB>1</SB>=1/(2π・f<SB>0</SB>・Z<SB>1</SB>・tanθ<SB>1</SB>)を中心とする所定誤差の範囲内であり、前記第二のキャパシタの容量値C<SB>2</SB>が、C<SB>2</SB>=1/(6π・f<SB>0</SB>・Z<SB>2</SB>・tan(3θ<SB>2</SB>))を中心とする所定誤差の範囲内であることを特徴とする高周波抑圧回路。
IPC (2件):
H01P 1/203 ,  H03D 7/00
FI (2件):
H01P 1/203 ,  H03D 7/00 F
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • マイクロ波半導体増幅器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-007485   出願人:三菱電機株式会社
  • 高周波抑圧回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-029405   出願人:日本電信電話株式会社

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