特許
J-GLOBAL ID:200903029120451778

新鮮な海藻からのカラギーナンおよび液体肥料の生産方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山田 行一 ,  野田 雅一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-528716
公開番号(公開出願番号):特表2006-504605
出願日: 2002年10月08日
公開日(公表日): 2006年02月09日
要約:
押しつぶして汁液を放出することができる海藻、例えばKappaphycus alvareziiの新鮮なバイオマスを最大限に利用する統合的方法であって、この汁液が、添加剤および希釈を用いた適切な処理の後で強力な液体肥料として有用であり、一方で、残留物が、κ-カラギーナンの抽出用の優れた原料であり、これによってこの海藻の価値を向上させる方法が開発される。本発明の他の利点には、乾燥および貯蔵可能な形態におけるκ-カラギーナン用の原料を得るための乾燥時間および乾燥面積の減少、より小さい嵩ばりによるこの原料の輸送および貯蔵費の削減、自由流動する顆粒性によるより容易な取扱い、およびあるいくつかの用途におけるゲル調製のためのその直接使用が含まれる。
請求項(抜粋):
海藻液体肥料および自由流動するフィココロイド含有固体残留物の調製のための新規な統合的方法であって、 a.海藻を海から収穫し、シルトおよび異物を除去するステップと、 b.海藻をグラインダー-カム-ミキサーにおいて均質化し、スラリーを得るステップと、 c.その結果生じたスラリーを濾過して、残留物および汁液を別々に得るステップと、 d.湿分含有量が25質量%未満になるまで、この湿潤残留物を乾燥するステップと、 e.乾燥された残留物粉末から既知の方法によってフィココロイドを抽出するステップ、またはあるいくつかの用途においてこれを直接用いるステップと、 f.適切な防腐剤をこの汁液に添加し、より安価な包装および輸送費のために好ましくはこの汁液を濃縮して容積を減少させるステップと、および所望であれば、 g.この汁液を希釈し、必要に応じて、種子および葉面スプレー用途に適した湿潤剤を添加するステップと、 を含む方法。
IPC (2件):
C05F 11/00 ,  C05G 5/00
FI (2件):
C05F11/00 ,  C05G5/00 A
Fターム (19件):
4C090AA04 ,  4C090BA40 ,  4C090BC05 ,  4C090BC06 ,  4C090CA10 ,  4C090DA40 ,  4H061AA02 ,  4H061CC41 ,  4H061GG13 ,  4H061GG19 ,  4H061GG21 ,  4H061GG22 ,  4H061GG54 ,  4H061GG57 ,  4H061JJ01 ,  4H061LL06 ,  4H061LL08 ,  4H061LL25 ,  4H061LL26
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 海藻加工方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-061123   出願人:株式会社海藻資源研究所, マリン・グリーンズ株式会社
  • 特公昭39-007976
  • 特開昭56-127072
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