特許
J-GLOBAL ID:200903029174465820

金属製クローラ用弾性パッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安田 敏雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-325005
公開番号(公開出願番号):特開平11-157472
出願日: 1997年11月26日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】【課題】 金属製クローラの各履板へ装着する弾性パッドにおいて、幅方向一端部には履板へ係合可能なフック部が設けられ、同他端部にボルト連結部が設けられたものがあるが、このものでは、フック部と履板との係合状態にある程度のクリアランスが生じるようになっている。このクリアランスは、走行振動を受けるとガタツキを誘発し、ボルトの折損等に繋がるおそれがあるので、これを防止する。【解決手段】 芯材5の幅方向中途部を僅かに曲げておき、ボルト連結部7のまわりと履板2との間に隙間13が発生するようにした。ボルト連結部7において履板2との連結を行うと、芯材5に小さな反りが生じ、この反り作用によってフック部6が引出し方向へ付勢されるため、このフック部6と履板2との係合部分にガタツキが生じるおそれがなくなる。
請求項(抜粋):
多数の金属製履板(2)をエンドレスに連結した金属製クローラに対し各履板(2)の外面(2a)に装着される弾性パッドにおいて、弾性材製のパッド本体(4)と、該パッド本体(4)の裏面側に設けられる芯材(5)とを有し、芯材(5)の幅方向一端部には履板(2)に係合可能なフック部(6)が設けられ、同他端部には履板(2)へのボルト連結部(7)が設けられており、前記芯材(5)は、フック部(6)を履板(2)の幅方向一端部へ係合させて履板(2)へ重ねるようにしたときに、ボルト連結部(7)まわりと履板(2)との対面間に、ボルト連結部(7)を履板(2)へ連結することによって解消できる程度の隙間(13)が発生可能になっていることを特徴とする金属製クローラ用弾性パッド。
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る