特許
J-GLOBAL ID:200903029177534203

水中音響信号方位計算装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-027784
公開番号(公開出願番号):特開平8-220209
出願日: 1995年02月16日
公開日(公表日): 1996年08月30日
要約:
【要約】【目的】全方向指向性と、東西および南北方向を最大感度方向とする2つの8の字形指向性とを有する指向性ソノブイで受信した目標信号の到来方位を算出する場合に、持続時間の短い信号でも信号到来方位の象限判定を確実とする。【構成】指向性ソノブイの全方位指向性入力と、2つの8の字形指向性入力のと受信信号SOM101,SNS102およびSEW103を入力とする相互相関処理回路1でSOMとSNS,SOMとSEWの相互相関をとり、その後フーリエ変換により振幅スペクトルAO-N 106およびAO-E 107並びに位相スペクトルPO-N 104及びPO-E 105を算出する。象限判定回路2は、位相スペクトルを入力として目標信号の到来象限を表わす象限出力Q201を算出する。方位計算回路3は、振幅スペクトルから象限内の目標信号到来方位を算出し、更に象限出力Qを用いて目標信号の到来方位を計算する。
請求項(抜粋):
全方向に一様な指向性を有する第1のハイドロホンと、南北方向に8字形の指向性の最大感度軸を有する第2のハイドロホンと、東西方向に8字形の指向性の最大感度軸を有する第3のハイドトホンとを備えた指向性ソノブイによって取得する受信信号の含む目標信号の到来方位を計算する水中音響信号方位計算装置において、前記第1のハイドロホンで受信した第1の受信信号と前記第2のハイドロホンで受信した第2の受信信号との第1の相互相関と前記第1の受信信号と前記第3のハイドロホンで受信した第3の受信信号との第2の相互相関とを求め前記第1および第2の相互相関の結果を周波数分析してそれぞれ振幅スペクトルと位相スペクトルとを出力する相互相関処理回路と、前記相互相関処理回路の出力する前記位相スペクトルにもとづいて前記目標信号の到来方位の象限を判定する象限判定回路と、前記相互相関処理回路の出力する前記振幅スペクトルと前記象限判定回路の象限判定結果とにもとづいて前記目標信号の到来方向を算出する到来方位計算回路とを備えることを特徴とする水中音響信号方位計算装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 方位測定方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-338384   出願人:日本電気株式会社
  • 音源方向推定方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-249411   出願人:日本電信電話株式会社

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