特許
J-GLOBAL ID:200903029179982700

1つの操作軸による2軸回転装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 孝一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-141018
公開番号(公開出願番号):特開平11-336940
出願日: 1998年05月22日
公開日(公表日): 1999年12月07日
要約:
【要約】【課題】 操作順序を考慮せず、単に、1つの操作軸の回転方向を特定するだけで、自動的に適正な操作順序に基づいて2軸を回転させることができる1つの操作軸による2軸回転装置を提供する。【解決手段】 主弁体2の上弁棒4と同時回転可能で弁開方向R1の前端部に非噛合部31Aを設けた第1ウオームホイール31と、軸14に同時回転可能で弁開方向R1の後端部に非噛合部32Aを設けた第2ウオームホイール32とを軸方向Cで対向させ、弁開時には1つの操作軸40の回転を入力伝達機構39および第1、第2ウオーム33を介して第2ウオームホイール32を先に回転して副弁体3を弁開したのち、第1ウオーム32を介して第1ウオームホイール31を回転して主弁体2を弁開し、弁閉時には1つの操作軸40の逆回転により、弁閉時と逆の順序で主弁体2を弁閉したのち副弁体3を弁閉する。
請求項(抜粋):
主軸と、この主軸の軸線に沿って該主軸に挿通された副軸との2軸を、1つの操作軸の回転によって前記主軸の軸線まわりに正逆方向のそれぞれに特定した順序で回転させる2軸回転装置であって、前記主軸と同時回転可能に設けられているとともに、第1回転方向の前端部に非噛合部を設けた主軸側第1歯車と、この主軸側第1歯車に対向して前記副軸に同時回転可能に設けられているとともに、前記第1回転方向の後端部に非噛合部を設けた副軸側第1歯車と、主軸側第1歯車に噛み合い可能な主軸側第2歯車と、副軸側第1歯車に噛み合い可能な副軸側第2歯車と、主軸側第1歯車に設けた一方の連繋部と、副軸側第1歯車に設けられて該副軸側第1歯車が前記副軸側第2歯車の回転により前記第1回転方向のスタート位置から回転終了位置付近まで回転する間は前記一方の連繋部に干渉せず、第1回転方向の回転終了位置付近から回転終了位置まで回転する間に前記一方の連繋部に干渉して主軸側第1歯車を主軸側第2歯車に初期噛合させるとともに、主軸側第2歯車の逆回転により主軸側第1歯車が第2回転方向のスタート位置から回転終了位置付近まで回転する間は前記一方の連繋部に干渉せず、第2回転方向の回転終了位置付近から回転終了位置まで回転する間に前記一方の連繋部に干渉して副軸側第1歯車を副軸側第2歯車に初期噛合させる他方の連繋部と、副軸側第1歯車に設けられて該副軸側第1歯車の前記第1回転方向の回転終了位置で主軸側第1歯車に干渉し、該主軸側第1歯車を第1回転方向の回転終了で停止させる第1ストッパーと、主軸側第1歯車に設けられて該主軸側第1歯車の前記第2回転方向の回転終了位置で副軸側第1歯車に干渉し、該副軸側第1歯車を第2回転方向の回転終了位置で停止させる第2ストッパーと、入力伝達機構を介して前記主軸側第2歯車と副軸側第2歯車の両者を同時に回転させる1つの操作軸とを備えていることを特徴とする1つの操作軸による2軸回転装置。
IPC (3件):
F16K 31/53 ,  F16H 37/06 ,  F16K 1/22
FI (3件):
F16K 31/53 ,  F16H 37/06 C ,  F16K 1/22 L
引用特許:
審査官引用 (2件)

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