特許
J-GLOBAL ID:200903029191879043

トルクコンバータ用スリップ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 覚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-148630
公開番号(公開出願番号):特開平11-344099
出願日: 1998年05月29日
公開日(公表日): 1999年12月14日
要約:
【要約】【課題】 ハウジング側及びピストン側に伝達される摩擦熱の量を両者ほぼ同等の値となるようにする。【解決手段】 ハウジング1の内面側とピストン2の前面側との間に設けられるものであって、ハウジング1側にスプライン部15を介して連結されるディスク11と、ピストン2側にスプライン部25を介して連結されるディスク21とを、相対向するように設ける。これら両ディスク11、21の、それぞれの面に摩擦材111、119、211、219を設ける。相対向する面側に設けられる摩擦材111、211の相手方ディスクとの接触による発熱量が、両者ほぼ同じ値となるようにする。【効果】 スリップ制御装置作動時に、ディスク11、21に生ずる摩擦熱の量は、ほぼ同じ値となり、効率的な熱放散を行うことができるようになる。
請求項(抜粋):
入力側の部材であるハウジングと、出力側の部材であるタービンと、これら入力側部材と出力側部材との間を機械的に摩擦結合させるピストンと、からなるものであって、入力側と出力側との間における流体スリップ量を適宜制御するトルクコンバータ用スリップ制御装置において、上記ハウジング及びピストンのうちのいずれか一方の側に、相対回転運動が不可能なように、かつ、軸方向には摺動運動が可能なように取り付けられるものであって、金属材料からなる一のディスクを設けるとともに、残りの他方の側に、相対回転運動が不可能なように、かつ、軸方向には摺動運動が可能なように取り付けられるものであって、金属材料からなる他のディスクを設け、これら二つのディスクの相接する面側に、それぞれ摩擦材を設けるようにしたことを特徴とするトルクコンバータ用スリップ制御装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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